渡辺元行革相、自民離党の意向=早期解散、給付金撤回なければ

2009/01/04-21:38 時事通信

 自民党の渡辺喜美元行政改革担当相は4日、早期の衆院解散や定額給付金の撤回など自身の要求が麻生太郎首相に受け入れられない場合、離党する意向を固めた。渡辺氏は同日、地元の栃木県那須塩原市で開かれた後援会の会合で講演し、首相に早期解散などを要求した上で、「この思いが伝わらないなら、わたしにも覚悟がある。自民党の垣根を越え、離党してでも国民運動を起こしたい」と述べ、初めて離党の可能性に言及した。 

 渡辺氏の発言は、首相が要求に応じないことを見越した上での事実上の「離党宣言」との見方もある。

 渡辺氏は「わたしの怒りは国民の怒りだ」と強調し、(1)選挙結果を受けて危機管理内閣をつくる(2)撤回した定額給付金の財源を地方自治体に渡し、弱者対策に活用する(3)公務員制度改革、独立行政法人改革を徹底する-ことも首相に求めた。

 また、同県那須烏山市での会合でも「首相が今言ったことをできないなら、自民党を離れる」と言明した。

 会合後、渡辺氏は記者団に、週内にも細田博之幹事長に対して早期解散などを申し入れる考えを示し、「(離党しても)独りぼっちになるとは考えてない。国会議員であるなしにかかわらず賛同者はいる」と述べた。

 先の臨時国会で渡辺氏は、首相の政権運営批判を繰り返し、民主党提出の解散要求決議案に賛成。自民党執行部から戒告処分を受けていた。ただ、その後も、自身の離党については「まだそのタイミングではない」と慎重な姿勢を示していた。
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by deracine69 | 2009-01-04 21:38 | 政治  

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