村井長野県知事側に裏金か=自殺の側近参事を参考人聴取-西松建設事件・東京地検

2009/02/26-01:00 時事通信

 準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の裏金事件で、24日に自殺した右近謙一長野県参事(59)が、東京地検特捜部から数回にわたり、参考人として事情聴取を受けていたことが25日、分かった。同参事は村井仁知事の側近で、衆院議員時代に政策秘書を務めた。特捜部は知事側に裏金の一部が渡ったとみて事情を聴いたもようだ。

 村井知事は取材に応じ、「(自殺の動機や参考人聴取には)心当たりがない。知事の職務で右近氏のサポートが欲しいと思い、(参事登用の)人事を行った。(不正は)あり得ないと思う」と説明。西松建設については「申し上げることはない」と語った。

 関係者によると、知事側に同社裏金が渡ったとされるのは、2005年9月の衆院選不出馬から翌06年8月の知事当選までの間。同社関係者が特捜部に「知事側に一部裏金を渡した」と供述したという。右近参事は航空自衛隊出身で、知事が初当選した選挙を陣頭指揮。同年12月から任期付きで危機管理担当の参事(部長級)を務めていた。参事への登用をめぐっては、県議会が反発。知事は既に議員時代の秘書2人を特別秘書と県東京事務所次長に採用しており、3人目の右近参事の登用も強行した格好だった。

 西松建設の裏金事件では、前社長国沢幹雄被告(70)ら3人が国内の工作活動に使う目的で、海外の裏金計7000万円を無届けで国内に持ち込んだとして逮捕、起訴された。OBの政治団体を介して企業献金を行った疑惑も浮上。05年の村井知事の議員時代に20万円分のパーティー券を購入していた。

 谷川恒太東京地検次席検事の話 参考人として事情聴取していた右近氏が長野市内において死亡されたとの報告を受けました。心よりご冥福をお祈りします。
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by deracine69 | 2009-02-26 01:00 | 政治  

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