政権交代へ執念=「強行突破」へ強気貫く-小沢民主代表

2009/03/04-12:29 時事通信

 民主党の小沢一郎代表は4日の記者会見で、引責辞任を否定し、東京地検特捜部の強制捜査を「異常な手法」と厳しく批判した。公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された小沢氏に対しては、民主党内にも「辞任は不可避」との見方がある。しかし、衆院選が半年以内に迫る中、党への打撃を最小限に抑え念願の政権交代を実現させるには、自らの正当性を訴えて「強行突破」を図る以外にないと判断したとみられる。

 会見で小沢氏は、自らの政治資金について「収入、支出、すべて公開している」と述べ、適正に処理していることを強調。一点の非も認めることなく、謝罪すら拒否した。さらに、捜査を「不公正な国家権力の行使だ」として検察批判を展開し、強気を貫いた。

 問題となった自身の資金管理団体への寄付については「企業献金だという認識はなかった」と繰り返し、「嫌疑は晴れる」と言い切った。今後も小沢氏は、闘う姿勢をアピールし続け、動揺する党を束ねていく考えのようだ。

 ただ、小沢氏は、具体的な資金の流れについてどの程度把握していたかに関しては、「わたしが直接やっているわけではない」などと言葉を濁した。検察の捜査で新たな事実が浮上すれば、党内の「辞任圧力」が強まる可能性も否定できず、小沢氏の強気の戦略が奏功するかどうかは未知数だ。
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by deracine69 | 2009-03-04 12:29 | 政治  

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