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ウィニーで情報流出──だらしのない三井住友銀行

またウィニーだ。しかも、今度はメガバンクの三井住友銀行。詳細は引用を読んでもらいたいが、問題は、流出した情報の中に「キャッシュカードの磁気部分に関する情報」が含まれていることだ。しかもこの情報を管理していた者が感染に気付きながらも「会社に報告していなかった」というのだから、この銀行はいったいどのような常識で仕事をしているのだろうと呆れる。

当然、SMBCはいますぐに現行のキャッシュカードのフォーマットを変更すべき由々しき事件だが、もしSMBCが何の対策もせずに「安全性には問題ない」などと言い出したら、SMBCをメインバンクにする人は、即刻解約すべきだな。安全性に問題はなくとも、これほど情報管理がだらしなくい銀行は普通ではない。

週明けのSMBCの対応に注目してみたいと思う。



<ウィニー>ATM設計書の一部が外部流出 三井住友銀

 三井住友銀行は12日、ATM(現金自動受払機)の設計書の一部がファイル交換ソフト「ウィニー」を通じて外部に流出したと発表した。ATMの開発・製造の委託先の社員の個人用パソコンが、ウィニーのウイルスに感染したことが原因。流出した設計書にはATMの画面のデザインや操作手順、キャッシュカードの磁気部分に関する情報などが記されているという。同日午前、報道機関からの問い合わせで流出が判明した。

 同行はATMの開発・製造を「日立オムロンターミナルソリューションズ」に委託。同社は画面部分の設計を「日本システムディベロップメント」に再委託している。同社の社員が、設計書を個人用パソコンに保存。昨年10月にウイルスに感染したらしい。社員は感染に気付いたが、会社に報告していなかったという。

 同行は、顧客情報は流出しておらず、悪用の可能性は低いとしている。【平地修】

(毎日新聞) - 5月13日1時51分更新

by deracine69 | 2006-05-13 01:51  

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