神戸空港、平均搭乗率63% 目標319万人の達成困難

朝日新聞 2006年09月07日23時53分

 神戸市は7日、2月16日に開港した神戸空港の8月末までの平均搭乗率を63.7%と発表した。利用者数は約147万人。市は開港後1年の利用者数を319万人と想定してきたが、達成するには残る約半年で85%程度の搭乗率を維持する必要がある。夏の繁忙期を過ぎてからの搭乗率の大幅アップはほぼ見込めず、矢田立郎市長が繰り返し「達成可能」と強調してきた想定の実現は、極めて難しくなった。

 神戸空港は市が管理運営し、国内7路線1日28往復便が運航している。98年には空港建設の是非を問う住民投票を求めて30万人以上の署名が集まるなど、需要や採算性が疑問視され続けてきたが、矢田市長はじめ市側は「319万人の利用は達成可能で、着陸料収入も伸びる」と説明してきた。

 山野啓・市空港事業室長は「景気動向もあるが、目標に向けて努力を続けたい」と話す。しかし、担当部署からは「このまま推移すれば約260万人。想定の8割は達成でき、誤差の範囲だ」との声も出ている。

 同時期の貨物取扱量は約1万2000トン。市は開港1年間の取扱量を4万1300トンと想定していたが、こちらも達成は厳しい状況だ。
[PR]

by deracine69 | 2006-09-07 23:53 | 社会  

<< 自民系広告会社、16億円党CM... 高専生殺害、男子学生の遺体発見 >>