魚住参院議員、NPO認証へ口利きか 250万円入金
福岡県警から出資法違反(預かり金の禁止)容疑で家宅捜索を受けた福岡市の資産運用コンサルティング会社「エフ・エー・シー」の関連団体がNPO法人の認証を内閣府に申請した際、自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員=比例代表=が認証するよう内閣府に働きかけた疑いがあることが、県警の調べで分かった。県警は、関連団体から約250万円が魚住議員側の口座に入金されていることを確認しており、働きかけの経緯と入金の趣旨などとの関係を調べている。魚住議員の事務所は12日、「議員も秘書も連絡がつかない」としている。関連団体は、エフ社が設立した起業家の育成などを目的とした任意団体「WBEF」。県警によると、6月にWBEFの事務所を家宅捜索した際、WBEF側が4月と5月の2回に分けて、魚住議員の事務所の銀行口座に計約250万円を振り込んだことを示す通帳と、「パーティー券購入のため」などと記された送金を示す書類を押収したという。
県警は、働きかけと入金の趣旨によっては、あっせん利得処罰法に抵触する恐れもあるとみて慎重に調べている。
朝日新聞 2006年09月12日12時45分
by deracine69 | 2006-09-12 12:45 | 政治