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ソフトバンク携帯“予想外”のブーイング 

「0円広告」で公取委にお灸を据えられたソフトバンク携帯が、迷惑をかけたおわびとして、また“0円サービス”をブチ上げた。「予想外割」などの新料金プランを10月26日から31日までに契約した人に対し、この6日間の通話料やメール代をタダにすると言い出したのだ。ところが、利用者からのブーイングは鳴りやむ気配がない。ある利用者がこうボヤく。

「パフォーマンスはいいから、当たり前の業務をキッチリやってほしいですよ。最近の携帯は店頭に行かなくても端末から料金プランの変更手続きができるようになっているのに、ソフトバンク携帯ではそれができない。なぜか操作の途中で手続きが中断されてしまうんです。おまけに店舗はいつも大混雑だから、いつになってもプランが変更できないんです」

 一体どういうことなのか。ソフトバンクモバイル広報はこう答える。

「新料金プランの『ゴールドプラン』には携帯の端末を分割で買う『スーパーボーナス』が付帯されます。この場合、割賦の手続きがあるため、端末からは変更手続きができません。旧料金プランから新プランに変える人も同じで、スーパーボーナスを契約している人は、やはり店頭でしかプラン変更ができません」

 きちんと説明していたのか疑問も残るが、それならと店に行ってみたところ、新宿などの繁華街の店では休日は20〜30人待ちになることもザラ。新規加入者はスイスイなのに、プラン変更は途方もなく待たされる。不便さまで“予想外”なのだ。

「一連のシステム障害で手続きがストップしたため、11月までプラン変更がズレ込んだ利用者も多いはずです。その人たちへのおわびはなく、新規加入者ばかりを優遇している印象を受けますね。ただ、新規加入者は0円目当ての若者が多いから、後々にソフトバンクの収益に響いてくる可能性もありますよ」(携帯ジャーナリストの石川温氏)

 ソフトバンク携帯の迷走はまだ続く。

ゲンダイネット 2006年11月24日10時00分

by deracine69 | 2006-11-24 10:00 | 経済・企業  

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