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<石原都知事>四男のスイスレセプション旅費 公費で負担

 東京都が04年1月にスイスで開催したレセプションで、石原慎太郎知事の四男で画家の延啓(のぶひろ)氏(40)が舞台装置製作に携わり、旅費など計125万円を公費負担していたことが分かった。レセプションは、石原知事が世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した際に行われた。都は「都の人選ではなく、支出も適正」と説明している。

 都によると、レセプションは石原知事主催で、日本の演奏家の大鼓(おおつづみ)公演が行われた。延啓氏は、舞台の背景を飾る「鏡板」製作を担当し、事前調査(03年12月)と当日の2回、現地を訪れた。

 都は演奏者の事務所と委託契約を結び、関係者の旅費や舞台製作費など計約440万円を支出。ここから延啓氏の旅費と宿泊費が支払われた。

 担当した都幹部から都参与への電子メールには「契約に鏡板製作費を盛り込む。鏡板は演奏者から延啓さんに発注してもらう。延啓さんの旅費も含めて」と記されていた。

 この都幹部は「契約や都費の支出は演奏者の事務所に対してのもの。鏡板の設置と延啓氏への依頼は演奏者の発案」と説明し、メールに関しては「誤解を受ける表現かもしれないが、手続きに問題はない」と話している。【北村和巳】

(毎日新聞) - 12月5日21時30分更新

by deracine69 | 2006-12-05 21:30  

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