東アジアサミット、来月に延期=台風がセブ島直撃へ-比政府発表
【セブ(フィリピン中部)8日時事】フィリピン政府は8日午後、中部セブ州で予定していた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議や東アジアサミットなど一連の首脳会議を来年1月に延期すると発表した。週末に向けて大型の台風がセブ島周辺を直撃する恐れが強いためとしている。8日フィリピンに向け出発する安倍晋三首相は、予定を同国公式訪問のみで切り上げ、10日に帰国する。
ASEAN首脳会議は10日午後からの有識者グループとの会合や非公式夕食会で事実上開幕し、11日に公式会合を開く予定だった。さらに、13日には安倍首相らアジア太平洋諸国の首脳も参加する第2回東アジアサミットが開催されることになっていた。
フィリピン政府によれば、8日夜のASEAN外相非公式夕食会や9日の外相・経済相会議は予定通り行われる見通し。ASEANプラス3(日中韓)の外相会議には麻生太郎外相、同経済相会議には甘利明経済産業相が出席する。
(時事通信) - 12月8日19時1分更新
by deracine69 | 2006-12-08 19:01 | 政治