ダイアナ元妃運転手の血液は本物と英BBC 「陰謀説」収束か
【ロンドン9日共同】 英BBC放送は8日、パリで1997年、車で走行中に事故死したダイアナ元皇太子妃に関し、元妃とともに死亡した運転手の血液サンプルがDNA鑑定で本人のものと確認され、当時運転手が飲酒していた事実が証明されたと報じた。フランス司法当局は99年、血液サンプルを決め手に、運転手の飲酒と抗うつ剤服用などが事故原因と結論づけていた。
元妃が殺害されたとの「陰謀説」が根強く残る理由の一つに、血液サンプルがすり替えられた可能性があるとの主張があった。同妃の死因究明では、近くロンドン警視庁のスティーブンズ前警視総監が捜査報告書を公表する予定。
BBCはフランス当局に近い筋からの情報として、DNA鑑定はフランスで昨年実施され、血液サンプルを両親のDNAと比較した結果、運転手本人のものと確認したとしている。
by deracine69 | 2006-12-09 23:59