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中国の次世代原発 米WH技術導入へ

12月17日8時0分配信 産経新聞

 【北京=福島香織】米中両政府は16日、東芝傘下で米原子力大手ウェスチングハウス(WH)の技術を中国の次世代原発に導入するとの覚書を交わした。同日、北京で開かれた日米中印韓5カ国によるエネルギー担当閣僚会議に出席したボドマン米エネルギー長官と馬凱・国家発展改革委主任が署名した。中国で計4基の原子炉を建設する。WHは東芝が買収して子会社化しており、事実上、東芝は中国の原発市場に大きな足がかりを得ることになる。

 一方、5カ国エネルギー担当閣僚会議は同日、エネルギー価格の適正化や協力促進などを盛り込んだ共同声明を採択、閉幕した。

 5カ国は、世界のエネルギー消費の半分を占める。会議ではエネルギー安保と戦略備蓄、省エネや代替エネルギーの推進、投資環境整備、国際協力などのテーマを議論。日米は急激に石油消費を伸ばす中印に対し、市場原理に基づく価格設定が省エネや代替エネルギー投資などの促進につながると訴え、共同声明に盛り込まれた。

by deracine69 | 2006-12-17 08:00 | アジア・大洋州  

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