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これ以上は無理 安倍オンボロ内閣

 安倍政権が相次ぐスキャンダルに気息(きそく)奄々(えんえん)だ。政治資金の虚偽報告が発覚した佐田玄一郎行革担当相(54)はスピード辞任したものの、後任人事は後回し。安倍首相(52)の非力、無力は明らかで政権は末期になってきた。

 佐田の入閣は、もともといわく付きだった。当選6回ながら大臣経験なしで、華もなければ、知名度もない。そんな人物が入閣を果たしたのは、「安倍晋三さんを支える会」の会長をやったからだ。党内外から「明らかな論功行賞人事」と批判を浴びていた。

 その揚げ句、カネ絡みで退場だからしまらない。政治評論家の浅川博忠氏が言う。

「安倍首相の未熟さが露呈しましたね。やっておくべき“身体検査”が不十分なまま大臣に任命した佐田氏が引責辞任に追い込まれたのです。年明けの通常国会では野党から追及されるでしょうし、支持率低下にも拍車が掛かる。政権にとっては大ダメージです」

 後任人事もグズグズした。渡辺喜美内閣府副大臣(54)の昇格が決まったのは未明になってから。候補者10人以上に逃げられた税調会長人事に続き、安倍の調整力欠如を満天下にさらすところだった。

 もっとも、当の安倍は危機感ゼロだ。佐田スキャンダルで大騒ぎしていた26日夜は夫人と手に手を取ってミュージカル見物に出かけていたのだからアキれてしまう。

「幼稚園からの友人が制作したから見に行ったそうだが、そんなことをしている場合なのか。小泉前首相の歌舞伎、オペラ好きは有名だが、安倍さんはワイルドワンズのファンですよ。ミュージカルに関心はなさそうだし、そんなヒマがあるなら政権運営の見直しに時間を割いてほしい」(与党関係者)

 安倍首相、そろそろ限界だ。

2006年12月31日10時00分 ゲンダイネット

by deracine69 | 2006-12-31 10:00 | 政治  

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