社保庁解体で分限処分を見直す考え 渡辺担当相が表明
2006年12月29日22時22分 朝日新聞渡辺公務員制度担当相は29日、社会保険庁の分割・解体に合わせて同庁職員のリストラを可能にする態勢を整えるため、国家公務員の「分限処分」に関する人事院の運用指針を見直す考えを示した。東京都内で記者団に語った。
国家公務員法に基づく分限処分は、勤務実績や定員削減などを理由に免職などを行えるとしている。だが、人事院の運用指針には定員超過を理由とした人員削減が含まれていない。
渡辺氏は「法があるのに伝家の宝刀を使わないわけだから、どこに欠陥があるのか、なぜ使えないのかを考えれば、ガイドライン(指針)に行き着く」と述べ、見直しの必要性に言及した。
by deracine69 | 2006-12-29 22:22 | 政治