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<イラン>ソマリアでウラン発掘調査 06年9月

1月4日3時6分配信 毎日新聞

 【ナイロビ白戸圭一】核開発を進めるイランの研究者らが06年9月、イスラム原理主義勢力「イスラム法廷連合」が支配していたソマリアで、ウラン採掘のための調査を実施していたことが分かった。ソマリア暫定政府関係者が毎日新聞に明らかにした。

 暫定政府関係者によると、法廷連合による首都制圧から3カ月後の06年9月、イランの研究者3人から成る調査団がモガディシオの北約450キロのドゥサマレッブ周辺を訪れ、ウランが埋蔵されているとみられる地域で土壌採取などの調査を実施した。法廷連合と調査団は、07年1月に試掘を行うことで合意したという。

 関係者は「米国は調査団の訪問を知って危機感を抱き、試掘前に法廷連合を打倒する必要があると判断したようだ」と語った。

 暫定政府とエチオピア軍は先月28日、それまで法廷連合が支配していた首都モガディシオを奪還し、1日には国土のほぼ南半分を掌握した。この軍事行動について暫定政府のイスマイル・フレ外相は毎日新聞との会見で「ソマリア沖での海上臨検を米軍に要請した」と述べ、米国の軍事的支援を示唆している。

 米国は法廷連合と国際テロ組織アルカイダとの関係を指摘しており、イランのウラン採掘計画を阻止するために軍事行動を支援した可能性もある。

 法廷連合とイランの関係を巡っては、国連の報告書が06年11月、イランが法廷連合に携行型地対空ミサイルを供与し、見返りにウラン採掘を計画していると明言するなど、両者の緊密な関係が指摘されていた。

by deracine69 | 2007-01-04 03:06  

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