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世論調査:参院選は自民と民主がほぼ互角

 毎日新聞が昨年12月に実施した全国世論調査(電話)で、今夏参院選は自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかを尋ねたところ、自民40%、民主38%と拮抗(きっこう)する結果になった。「その他の政党」は14%。同時に聞いた政党支持率が自民31%、民主17%だったことを考えると、民主支持以外の層も自民への対抗軸として民主に期待をかけていることがうかがえる結果となった。

 参院選は安倍晋三政権発足後初の国政選挙。各党は「政局を左右する重要な選挙」と位置づけており、参院選に臨む有権者の考えを聞いた。

 参院選に「非常に関心がある」は20%で、「ある程度関心がある」の51%と合わせ約7割が関心を持っていた。「あまり関心がない」は22%、「まったく関心がない」は5%だった。

 投票の際に最も重視するものは「政策」が56%で最多。次いで「人柄」14%、「所属政党」11%、「経歴・実績」8%、「イメージ」4%、「知人や親せきからの依頼」3%。当選した政治家に一番重視してほしいものは、(1)「国全体の政策」61%(2)「地元への貢献」28%(3)「政府や政党幹部とのパイプ役」5%--の順で、候補者、当選者とも政策立案能力を期待されていることが分かった。

 参院がどうあるべきかを聞いた質問には「今より権限を強めるべきだ」との回答が36%で最も多く、「今のままで良い」は29%、「参院を廃止すべきだ」は26%だった。【中田卓二】

 ◇ネットでの情報発信規制支持 75%

 一方、インターネットに関する質問では、違法・有害情報の氾濫(はんらん)やプライバシー侵害を背景に、ネットでの情報発信を規制すべきだと考えている人が75%に達した。パソコンや携帯電話での子供のネット利用を規制すべきだと考える人も66%に上った。

 ネットでの情報発信の規制については、75%が「すべきだ」と回答し、「すべきでない」は12%にとどまった。30代と50代は規制支持派が8割を超え、ネット利用度が高い20代でも64%が「規制すべきだ」とした。

 「どんな情報をもっとも規制すべきか」を聞いたところ、匿名掲示板などで広がっている「個人に対するプライバシー侵害や誹謗(ひぼう)中傷」が48%を占めた。次いで▽「暴力・残虐映像」(28%)▽「性描写や出会い系サイト」(22%)--の順。

 出会い系サイトなどが問題になっている子供のネット利用では30、40代でそれぞれ7割以上が規制を支持。特に30代女性では8割近くが「規制すべきだ」と回答し、小学校高学年や中学生の子を持つ親の世代が、子供の携帯利用の仕方に疑問を抱いていることがうかがえる。【ネット社会取材班】

毎日新聞 2007年1月5日 20時09分

by deracine69 | 2007-01-05 20:09 | 政治  

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