<衛藤元長官>秘書が情報冊子購読料名目で1億円以上収集

1月9日13時27分配信 毎日新聞

 自民党衆院議員の衛藤征士郎・元防衛庁長官(65)=大分2区=の公設第1秘書(57)が私設秘書だった96~05年、情報冊子発行の会社を設立し、冊子の購読料名目で地元建設業者などから1億円以上を集めていたことが9日、分かった。金の一部はこの会社の役員をを務める不動産鑑定士を通じて衛藤氏側に個人献金の形で流れており、地元業者からの金が衛藤氏に迂回(うかい)献金された疑いが出ている。政治資金規正法は、政治家個人への企業献金を禁じており、これに抵触する可能性もある。

 公設秘書の説明によると、自身の活動拠点だった大阪市に96年2月、有限会社「情報サービス」を設立。冊子はA4判で数十ページ。月1回発行し、購読料は月5万~20万円で業者によってばらつきがあった。大分県内の建設業者を中心に延べ約20社に配布し、年間計1600万~二千数百万円を集金したという。

 公設秘書によると、不動産鑑定士は少なくとも00年から5年間で役員報酬計約600万円を受け取ったが、この間、同鑑定士は衛藤氏の政治団体に計約480万円を個人献金した。

 冊子は、公設秘書が官公庁の発表資料などを基にコピーし、地元秘書が建設業者らに購読を依頼した。コピー代は年間約100万円だった。

 衛藤事務所(大分県佐伯市)の事務局長を兼ねるこの公設秘書は、鑑定士が役員報酬の一部を献金していたことはおおむね認めたが、「会社は個人的にビジネスに興味があったので設立した。きちんとした手続きにのっとった献金だ。衛藤氏本人は知らなかった」と話している。【藤原弘、下畑和幸】
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by deracine69 | 2007-01-09 13:27 | 政治  

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