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<短大生遺体切断>弁護士会見 容疑者の心境など伝える

1月11日12時28分配信 毎日新聞

 東京都渋谷区の歯科医、武藤衛さん(62)宅で長女の短大生、亜澄さん(20)の切断遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕された次兄の予備校生、勇貴容疑者(21)の弁護士が11日、記者会見し、殺害の状況や現在の心境を明らかにした。

 弁護士によると、勇貴容疑者は12月30日午後、木刀で亜澄さんの頭を殴りつけたが、その後も2人で家族や生活態度などについて1時間にわたり話し続けた。亜澄さんは事件直前の12月27日か28日に母親と夕食をめぐり激しい口論をしており、そのことも話したという。この間、勇貴容疑者は血を流して「寒い」と震える亜澄さんの肩にタオルをかけたが、「夢がないね」の一言で逆上し、タオルで首を絞めたという

 勇貴容疑者は亜澄さんについて「高慢でヒステリック。恩知らずだった」などと批判する一方、殺害については「申し訳ない」と弁護人に話し、「事件後、タオルで首を絞めるのではなく、流れた血を止めている夢を見た」と話し涙ぐんだという。【川上晃弘】

by deracine69 | 2007-01-11 12:28 | 社会  

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