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<安倍首相>初の訪欧、現地メディアは冷ややかな反応

1月11日10時55分配信 毎日新聞

 【ベルリン斎藤義彦】安倍晋三首相の初の訪欧について、現地メディアは冷ややかに反応している。英国の一般紙はブレア首相との会談内容そのものは報じず、昭恵夫人を中心に記事化する新聞も。独紙は「内政上の葛藤(かっとう)から逃れて、休養になるだろう」と皮肉っており、欧州との連携強化を狙う首相の意図とは裏腹な形となっている。

 英国では一部の経済紙を除き、日英首脳会談自体は報道されず、共同会見でブレア首相がイラクのフセイン元大統領の死刑執行を批判したことばかりを取り上げた。インディペンデント紙は「(安倍首相は)小泉前首相の大きな影から逃れようとしてきた」「(昭恵夫人という)秘密兵器を持っている」などと紹介。「首相の当初の人気の2割を担ったとの指摘もある」と夫人に重点を置いて記事化した。

 独ウェルト紙は「日本は西欧に新しいパートナーを探している」とする10日付の記事で、就任直後の中韓歴訪について「外交上洗練され、実務本位なところを見せた」と評価したうえで、郵政造反組復党問題などを挙げながら「首相の権威に疑問が出て、支持率が下がった」と指摘。「もしかしたら訪欧が彼を助けるかもしれない」と記した。

by deracine69 | 2007-01-11 10:55 | 政治  

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