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一澤帆布“お家騒動”なお…旧経営陣の三男らを提訴


 お家騒動で分裂した京都の人気かばん店「一澤帆布工業」を経営する長男一澤信太郎さん(61)らが、新ブランドを立ち上げた三男信三郎さん(58)ら旧経営陣に、商標権侵害による損害賠償など計約13億円の支払いを求め14日、京都地裁に提訴した。

 訴えによると、三男は2005年3月「一澤帆布加工所」を設立。昨年4月には「一澤帆布工業」の近くに「一澤信三郎帆布」を開店し、類似した商号を使った競業により損害を与えたとした。そのほか三男夫婦らが株主総会の承認を得ずに受け取った役員報酬の返還なども求めた。

 お家騒動は01年、兄弟の父が死去したことが発端。遺産相続が訴訟に発展して05年末、長男と四男が三男を社長から解任。全従業員が三男の新店舗に移ったため、一澤帆布は一時閉店し新体制で昨年10月再オープンした。

 三男の信三郎さんは「両者の争いは法的には解決済み。無用の争いをしている場合ではなく、お客の期待に応えていくべきだ」とコメントした。

ZAKZAK 2007/02/15

by deracine69 | 2007-02-15 12:00 | ひと  

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