【安倍無能政権の仮面を剥ぐ】 塩崎恭久(56歳・愛媛1区)

2007年2月15日 日刊ゲンダイ

「オレ様」官房長官の悪評

 通常国会が始まったばかりだというのに、もう「予算が通ったら内閣改造か?」という話がチラホラ聞こえる。「産む機械」の柳沢厚労相だけでなく、政治資金の醜聞も噴出、閣内不一致も露呈し、安倍政権はグチャグチャなのだ。そこで、改めて、この政権のメンバーを一人ひとり、裸にしてみる。きょうは霞が関で一番嫌われている男、塩崎官房長官――。

 ここにきて内閣改造話が急浮上しているのは、「塩崎をクビにしろ!」というのが発端らしい。
「官房長官といえば、首相の女房役であり、弾よけでもある。時には嫌われ役になっても、首相の意向を通し、閣僚や官僚をさばく手腕が求められる。ところが、塩崎にはその力量も覚悟もない。だから、首相官邸への不満、非難はすべて、首相に集中してしまう。柳沢問題のときも、オフレコで“留任を決めたのは総理だ”とか言っちゃう。これじゃあ、ダメなんです。しかし、官房長官を更迭すれば、内閣は持たない。そこで、改造という形で塩崎を更迭し、麻生外相を官房長官に持ってくる案などがささやかれているのです」(自民党関係者)

 塩崎の評判の悪さを挙げていけば限りがない。道路特定財源の見直しでは「オレが仕切る」と言いながら腰砕け。そのくせ、態度は傲岸不遜で、説明に来た官僚に「早く言えって言ってんだろ!」とブチ切れたり、英語の細かい訳にまでイチャモンをつけたり……。外務副大臣時代から田中真紀子以上に嫌われていたが、官房長官になっても相変わらずだ。

 そのくせ、強い者にはシュンとしてしまう。閣僚の不規則発言が相次いだときは中川幹事長に叱られた。叱られただけでなく、こういう話が中川サイドから漏れ、塩崎は何も言えないでいる。揚げ句は「政府に入ったことのない若い人たちが官邸スタッフになっている。若いことは逆に経験不足ということもある」(中川幹事長)とか言われているのだから世話はない。

 塩崎の頼みは安倍とのパイプなのだが、最近は教育3法でも消極発言をして、安倍との行き違いが露呈した。それなのに他の閣僚には「発言には気をつけろ」とかエラソーに言っているらしい。官房長官がこの調子では、内閣のタガが緩んでも当然だ。

 塩崎は貸金業者に政治資金をもらいながら、こっそり返している。関税法違反で捕まった地元の大手豚肉業者との関係も取りざたされている。みんなに嫌われているだけに、何かが出てきたら、即アウトだ。

●…1950年11月7日生まれ。東大教養学部卒、ハーバード大学院で行政学修士。93年衆院議員に初当選。コスタリカで参院に転じたが、衆院に戻り、3回連続当選。
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by deracine69 | 2007-02-15 10:00 | 政治  

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