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民主反発で空転 衆院予算委

2月26日15時43分配信 産経新聞

 平成19年度予算案を審議している衆院予算委員会は26日午前、理事会を開いたが、民主党が欠席し、予定していた午前中の質疑を見送った。民主党は衆院財務金融委員会で与党側が強引な日程をセットしたとして、予算委の日程協議にも応じておらず、自民党の二階俊博、民主党の高木義明両国対委員長が国会内で会談して、午後の予算委開会に向けた調整を続けた。

 民主党は、21日の衆院財金委員会で尾身幸次財務相が所信を述べた後の質疑を、野党側が欠席したまま行ったことなどに抗議。「強引な委員会運営」(高木氏)を理由に23日の予算委理事会も欠席したため、金子一義予算委員長の職権で26日の一般質疑を設定していた。

 自民党の坂本剛二国対筆頭副委員長は26日午前の記者会見で「今日まで丁寧に野党の言い分を聞いてきたが、審議の引き延ばし作戦をずっとやっており、邪道だ。限界はいつまでも続かない」と述べ、与党のみでも午後から質疑を行う可能性を示唆した。

 与党は予算案の年度内成立のため3月2日の衆院通過に向けて審議を急ぐが、民主党も今国会2回目となる審議拒否戦術には慎重で、午後から質疑が再開する可能性も出ている。

by deracine69 | 2007-02-26 15:43 | 政治  

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