<高崎経済大>准教授を懲戒免職 ゼミ女子学生の自殺で

4月10日0時40分配信 毎日新聞

 高崎経済大学(群馬県高崎市)は9日、指導方法に問題があり、ゼミ生の経済学部2年の女子学生(当時20歳)を自殺に追い込んだとして、同学部の男性准教授(38)を懲戒免職処分とした。学生の自殺を理由に教員が懲戒免職処分を受けるのは異例という。また、管理責任者の木暮至学長を減給10%(2カ月)、石井伸男経済学部長を同(1カ月)とした。

 大学によると、准教授は昨年6月、ゼミ生に夏季の宿題として高度な課題を課し、女子学生は一部を提出していなかった。准教授は12月、未提出の3人に「提出しなければ留年」などとメールを送信。期限の1月15日夕、未提出の2人のうち女子学生だけに催促のメールを送った。女子学生は「留年すると分かっています。人生もやめます」と返信。同夜、同県みどり市の渡良瀬川に投身自殺した。

 大学の調査委員会はゼミ生や他の教員からの事情聴取で、宿題が2年生としては難解で留年通告が女子学生を自殺に追いやったと結論付けた。また、准教授は他の学生に度を越したセクハラ発言などの暴言があったという。准教授は「間違ったことはしていない」と反論しているという。【伊澤拓也】



「留年通告」ゼミ生自殺、高崎経済大准教授を懲戒免職
4月10日0時9分配信 読売新聞

 群馬県高崎市の市立高崎経済大学の女子学生(20)が1月に自殺し、大学は9日、ゼミで教えていた経済学部の男性准教授(38)が「理不尽で教育的配慮を欠いた留年通告をした」などとして同日付で懲戒免職処分にした。

 大学によると、女子学生はゼミに2006年9月から参加するはずだったが、自主的に早めて6月ごろから参加。准教授は8月にゼミ学生に課題を出し、12月に提出していない女子学生ら3人に、「1月15日までに課題を出さないと即留年」というメールを送った。自殺当日となった同15日には、未提出の2人のうち女子学生だけに催促のメールを送っていた。

 課題は、アダム・スミスの重商主義批判の論点を説明させるなど10の設問から五つを選んでリポートするのと、新聞社説10本の要約とそれについてのコメントをまとめるという内容。大学側は「大学院生並みの厳しい課題。ある課題がこなせなかったというだけで即留年というのもおかしい」としている。また、准教授は、他の学生に対しても人格を否定するような暴言やセクハラ発言などがあったという。

学生自殺「指導に問題」=ゼミ担当准教授を免職-高崎経済大学
4月10日12時1分配信 時事通信

 群馬県高崎市の市立高崎経済大学(木暮至学長)経済学部2年の女子学生=当時(20)=が自殺したのは強圧的な指導に要因があったとして、同大がゼミ指導担当の男性准教授(38)を懲戒免職処分にしていたことが10日、分かった。

 同大によると、女子学生は昨年6月ごろからゼミに参加。准教授はゼミに参加している学生に新聞社説を要約するなどの課題を出し、提出期限を今年1月15日に設定。提出できない場合は「即留年」と女子学生にメールなどで通告していた。

 女子学生は1月15日までに提出できず、准教授に「留年すると分かっています。人生もやめます」とメールを送信し、同日夜、同県みどり市の橋から渡良瀬川に身を投げて自殺した。

 同大は1月末、調査委員会を設置。准教授やゼミ学生らから事情を聴くなどし、「准教授の指導過程に大きな要因があった」と結論付けた。准教授は「調査結果は納得できない。間違ったことはしていない」と反論しているという。

「教育的配慮欠けた」=学生自殺、准教授免職で学長-高崎経済大
4月10日19時0分配信 時事通信

 群馬県高崎市の市立高崎経済大学で、女子学生=当時(20)=が自殺したのは指導に問題があったとして、経済学部の男性准教授(38)が懲戒免職となった問題で、木暮至学長と石井伸男経済学部長が10日、同大学で記者会見し「女子学生に対し教育的配慮に欠ける留年勧告があった」と免職理由を説明した。
[PR]

by deracine69 | 2007-04-10 00:40 | 社会  

<< 赤い糸で結ばれたまま心中―重慶市 断崖の集落、1700年の歴史に... >>