グリーンピア不可解売却 「怪しい中国人の裏人脈」

4月19日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 旧年金福祉事業団が総額3700億円超の年金資金を投じて全国に建設した「グリーンピア」。どこもかしこも赤字タレ流しで国民の怒りを買ったが、そのひとつ、「グリーンピア南紀」(和歌山県那智勝浦町)の再建計画をめぐり、永田町が大揺れだ。

 年金122億円をつぎ込んだグリーンピア南紀を格安で手に入れた中国系企業がペーパーカンパニーで、再建計画が頓挫。この怪しい会社に便宜を図っていたのが、二階俊博国対委員長(68)だったからである。

「グリーンピア南紀を買い受けた那智勝浦町は05年、『香港BOAO』という中国系企業と1億6000万円で賃貸借契約を結びました。しかも、10年後には丸ごと譲渡する“特約”付き。122億円の国民の年金をタダ同然で売り飛ばしたようなものです。この会社を選んだ理由は、地元選出の実力者・二階議員がオーナーと『友人』で、町側に紹介したからといわれている。しかし、この会社には実体がなく、親会社とみられる海南島のリゾート開発会社は80億円もの負債を抱えていました」(政界関係者)

 二階氏の友人とされるこのオーナーは、中国出身で東京在住の蒋暁松氏(55)。父親は映画監督、母親は有名女優で、本人も映像分野にかかわり、ニューヨークの国際映画テレビ祭で監督賞を受賞している。

「日中の有識者がつくる『新日中友好21世紀委員会』のメンバーでもあり、中国の政財界に太いパイプを持っています。江沢民を説得し、01年にはアジアの政界要人や財界トップが集まる『ボアオ・アジアフォーラム』を開催。日本からは中曽根元首相、翌年には小泉前首相が出席しました。上海音楽院で教授を務める歌手の谷村新司ら日本の芸能人とも交遊があるようです」(事情通)

 交遊関係などを聞くとスゴいが、裏の顔もある。

「どうしてのし上がってきたかは謎です。二階氏とは運輸相の時からの付き合いで、二階氏がつくった観光事業のシンクタンクの取締役に蒋氏の夫人が納まっています。タダ同然で売ったグリーンピア南紀の近くにはバイパスが走る計画もあります」(前出の関係者)
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by deracine69 | 2007-04-19 10:00 | 政治  

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