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安倍が中川昭一の地元に回った理由

5月24日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 先週末、安倍首相が来年7月のサミット会場となる高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」を下見。翌日には帯広市で農業関係者らと懇談した。

 同じ北海道とはいえ、安倍がわざわざ車で4時間もかけて帯広を訪れたのはなぜか。
「帯広は中川政調会長の選挙区。ところが、中川は地元で評判がイマイチ。次回の選挙は危ないといわれているので、テコ入れ応援に行ったのです」(永田町関係者)

 たしかに、中川は前回の選挙では民主党の石川知裕に10万7000票VS.8万4000票と約2万票差に迫られ、冷や汗をかいた(石川は民主党の荒井聡が道知事選に立候補したため繰り上げ当選)。

 にもかかわらず、中川の地元対策はおろそか。JAや農業関係者にアプローチしたり、農業問題に積極的に取り組む姿勢が見えない。
「小泉内閣時代に農水相を務めたにもかかわらず、中川は地元のピート畑を見て“ホウレンソウがいっぱいだな”と発言した農業オンチ。呆れる選挙民は多いのです」(地元関係者)

 中川は20日の講演会で「民主党は口先ばかり。自給率100%を目指すというが無理」と噛み付いたが、民主・石川のバックには“宿敵”の鈴木宗男もついている。農業王国の北海道で中川の失地回復は成功するのか。

by deracine69 | 2007-05-24 10:00 | 政治  

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