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<また失言?> 厚労相、来年5月までに5千万件の照合終了と発言

08年5月までに年金記録「名寄せ」、柳沢厚労相が明言
2007年6月4日21時56分 日経

 柳沢伯夫厚生労働相は4日、年金記録問題への対策を説明する記者会見を開き、基礎年金番号に統合されていない5000万件の年金記録を2008年5月までに「名寄せ」すると明言した。対象者の特定できない年金記録の情報と、基礎年金番号の情報を照らし合わせ統合の可能性を探る。また、社会保険事務所の営業時間延長などの相談体制の強化策も発表した。

 柳沢厚労相は「国民にご心配をかけて大変申し訳なく、責任を感じている」と陳謝した。

 来年5月に名寄せを終えた段階で、記録を統合できる可能性が高い年金受給者に対し、その事実を郵便などで伝える。この作業を終える期限は先月末に表明した計画より2カ月早い08年8月に前倒しした。まだ年金を受給していない若年者に対しても09年3月までにこの作業を終える。必要に応じ職員を年金加入者の自宅に派遣する。




照合終了は来年5月 年金記録不備の5千万件
2007年6月4日 23時28分 東京新聞

 柳沢伯夫厚生労働相は4日午後、記者会見し社会保険庁が管理する公的年金記録のうち、基礎年金番号に未統合で誰のものか分からない約5000万件について、まだ年金を受給していない加入者分も含め全件の照合作業を来年5月までに終える方針を示した。

 照合後、記録の持ち主である可能性のある人に通知。通知を終える期限は、既に年金を受け取っている受給者は2008年8月、加入者は09年3月とした。

 照合をめぐって、柳沢氏はこれまでシステム開発の時間を考慮し「すでに年金を受給している人を優先する。来年いっぱいかかる」と国会答弁。一方、安倍晋三首相は「約5000万件を1年で」とスピード感を強調し食い違っていたが、参院選への影響を考え首相の発言に柳沢氏が従った格好だ。

 照合と通知の期限は明示されたが、記録の統合を進めるには通知を受けた本人が(1)訂正を求め申請(2)社保庁側が再確認-の手続きを踏むため、未統合問題の解消にはさらに時間がかかる。

 柳沢氏はまた社保庁や市町村が保有する保険料納付記録の手書き台帳と、社保庁のコンピューターに入力済みの記録との確認作業については「大変申し訳ないが、めどを言うだけの準備がまだ整っていない。進ちょく状況は半年ごとに公表する」と述べるにとどめた。記録不備問題にかかる費用に保険料は充当しないとした。

by deracine69 | 2007-06-04 21:56 | 政治  

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