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<新党日本>所属2議員が解党要求 参院選後にらみ

7月5日15時3分配信 毎日新聞

 新党日本(田中康夫代表)の役員会が5日午前、東京都内で開かれ、荒井広幸幹事長(参院議員)と滝実総務会長(衆院議員)が解党を要求した。田中氏が拒否したため結論は出なかったが、双方が午後、別々に記者会見する予定で、党は分裂状態に陥った。参院選で与野党の獲得議席が拮抗(きっこう)した場合、与野党の多数派工作が激化するのは必至とみられ、解党要求は選挙後の政局をにらんだ動きとして注目される。

 荒井氏らは解党理由として、田中氏が6月27日に発表した選挙公約の憲法部分を取り上げ、「事前に全く党としての協議がないまま発表した。受け入れられない」と主張した。小沢一郎民主党代表と関係が近い田中氏と、元自民党の郵政造反組で復党も視野に入れている荒井氏らとの間で、亀裂が表面化した形だ。

 ただ、同党は参院選に田中氏とジャーナリストの有田芳生氏を擁立する方針を決めており、田中氏は解党拒否を貫く構え。一方、荒井氏らは自らが離党する形での決着は想定しておらず、結論が長引く可能性もある。

 新党日本は小泉政権での郵政政局で、自民党を離党した荒井氏ら国会議員4人が中心となり05年8月に結成した。都市部での浸透を目指し、長野県知事として知名度が高かった田中氏を党首に担いだが、直後の衆院選で2人が落選するなど党勢が伸びず、現在国会議員2人にとどまっている。

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by deracine69 | 2007-07-05 15:03 | 政治  

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