安倍首相が赤城農水相を擁護

2007年7月8日21時21分 日刊スポーツ

 安倍晋三首相(自民党総裁)は8日のNHKや民放番組で、赤城徳彦農水相の政治団体の事務所費問題について「赤城氏は昨日の記者会見でしっかり説明した。光熱費月800円(2005年)で辞任要求するのか」と、野党の辞任要求に応じる考えがないことを重ねて表明、農相を擁護した。ただ赤城氏が説明責任を尽くすべきだとの考えも示した。

 これに対し民主党の小沢一郎代表は「(赤城氏の)主たる事務所とされている実家は父母が使っていないと言っている。『架空ではない』と言っているだけでなくちゃんと(領収書などを)公表すべきだ」と反論した。

 首相は、05年の政治資金収支報告書では「人件費月5万円、事務所費3万円」と少額であることを紹介。「水戸の事務所も含めて計上しており、法律で認められている」と述べ、付け替えや架空支出などはないと強調したが「収支報告書も配って、さらに必要なら本人が堂々と説明すべきだ」とも指摘した。

 公明党の太田昭宏代表は、赤城氏から7日に釈明を受けたことを明らかにし「報告を聞いた限りでは違法ではない」として辞任の必要はないとの立場を表明。その上で「疑惑があれば政治家はきちんと説明すべきだ」と述べた。



 共産党の志位和夫委員長は「不明朗な点がないなら領収書を付けて出すべきだ」と強調。社民党の福島瑞穂党首は「説明は納得できない」と赤城氏の罷免を求めた。国民新党の綿貫民輔代表は「けじめをしっかりしてほしい」と指摘。新党日本の田中康夫代表は「一国の首相が800円という金額まで具体的に説明するのはいじましい気がして悲しい」と述べた。
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by deracine69 | 2007-07-08 21:21 | 政治  

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