自民党のマスコミ操作の“現場”証言

7月16日10時0分配信 日刊ゲンダイ

「政党が操る選挙報道」鈴木哲夫著(集英社 700円)

 300議席という歴史的勝利に終わった05年の郵政選挙が、いかに自民党がテレビメディアを巧みに操作した結果であったかを克明に描いた、政治とテレビの内幕もの。テレビメディアに身を置いて25年の筆者が自分の体験も踏まえて書いているだけに生々しい。

 自民党幹部のテレビ出演も、「本籍も移しました」「岐阜に嫁ぐつもりでやってきました」という刺客のセリフも、すべて世論を意識したうえで綿密に計算されたもの。自民党の「コミュニケーション戦略本部」の仕掛けに、テレビはまんまと踊らされてしまったのだ。

「小泉純一郎首相による郵政民営化解散・総選挙で、テレビメディアは完全に“政治”側が描いたレールに乗せられ、“政治”の片棒を担いでしまった。まさにテレビメディアの決定的な敗戦である」と筆者。

 今夏の参院選でも、自民党のテレビメディア操作は必至だ。
[PR]

by deracine69 | 2007-07-16 10:00 | 政治  

<< 米CNNも地震を速報 「中国最大のゲテモノ市場」が閉... >>