丸川氏、過去の投票「すっぽかし」

2007年7月18日7時18分 日刊スポーツ

 米国赴任から04年6月に帰国後、住民登録が遅れ、参院選の選挙権を持たないことが発覚した自民党の丸川珠代氏(36)が17日、「お恥ずかしい限り」と、平謝りした。05年の郵政選挙や今年4月の都知事選など、有権者が注目した選挙の投票に行かなかったことも告白。「取材に夢中だった」「赴任前は投票に行っていた」と釈明したが、永田町では「政治参加していなかった人が立候補とは…」と、丸川氏の政治センスを疑う声も出ている。

 丸川氏は街頭演説を終えた後、「消えた選挙権問題」について釈明した。顔はこわばっていた。自らのミスで、帰国後現在の住所に住民登録するのが遅れ、結果的に選挙への投票をすっぽかした点に話が及ぶと「本当にお恥ずかしく、おわび申し上げるしかない」と続けた。

 少しでも選挙に関心があれば、投票用紙が郵送されてこないと疑問に思い、そこで気付けば、住民登録の問題にも行き着くはず。しかし丸川氏は「仕事が忙しく、取材に夢中だったので、投票権を行使していなかった」「やっておくべきこと(住民登録)を、やっていなかった」と、唇をかむばかりだった。

 丸川氏は、03年6月にニューヨークに赴任。帰国した04年6月以降、主な国政選挙は04年参院選、05年衆院選などがあった。特に衆院選は「小泉劇場」で、投票率67・51%(選挙区)と有権者の大きな関心を呼んだ。「(取材で)全般的にかかわっていた」と強調した丸川氏だが、投票は“無視”したことになる。今年4月の都知事選にも行っていないが、3選した石原慎太郎知事(74)には、参院選で応援を要請する立場。投票に行かなかったのは、ばつが悪いに違いない。

 一方、住民税の納め先については、テレビ朝日時代(04年~06年)の源泉徴収票のコピーを示し「ご覧の通り、会社から源泉徴収されていた。払っていました」と強調。事務所側は、自宅のある新宿区に納められていた、と補足した。

 海外赴任する前は、投票に行っていたと強調した丸川氏。しかし永田町では、「あまりにお粗末な対応」(ベテラン秘書)と厳しい声が多い。自民党関係者は「これまで政治参加もしてこなかった人に、立候補要請するなんて」と、口説いた安倍晋三首相(52)の選球眼にも疑問の声が出た。

 丸川氏の選挙カーには「期日前投票に行きましょう」の幕があった。本人が投票できない以上、何とも説得力のないフレーズになってしまった。【中山知子】



丸川さん“投票しなかった疑惑”認める
2007年07月18日付 スポニチ

f0013182_7191286.jpg 東京都の選挙権がないことが判明した自民党公認で、東京選挙区から立候補した元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代さん(36)が17日、府中市での街頭演説後、約3年間にわたり選挙の投票に行っていないことを認め、謝罪した。一方、住民税未納の疑いもかけられたが、源泉徴収票のコピーを取材陣に提示し、こちらの疑惑はシロだった。

 丸川さんは午前7時半からJR吉祥寺駅前であいさつを開始。3カ所目の遊説場所である府中市での演説後、集まった報道陣に重い口を開いた。「このような立場で投票をしていなかったことは、本当に恥ずかしいことでおわびするしかない。本当に申し訳ございません。ごめんなさい」と話し深々と頭を下げた。

 アナウンサーとしてテレビ朝日に在籍していた丸川さんは、赴任先の米ニューヨークから04年6月に帰国。その際に自宅のある新宿区へ転入届を提出していなかった。赴任するまでは選挙に行っていたと話したが、帰国後に行われた05年9月の衆院選、今年4月の都知事選の投票を行っていないことを認めた。

 その理由については、仕事が忙しいことなどを挙げ「投票権を行使しなかったことを深く反省しております」と申し訳なさそうだった。ただ、本人は帰国後に選挙取材も経験しており、投票の意思があれば自宅に投票所整理券が届かないことを疑問に思うはず。選挙に対しての基本的な姿勢が問われそうだ。

 また、未納疑いがかかっていた自宅のある新宿区の住民税については、「テレビ朝日からの給与で住民税をとられていた」と、源泉徴収票のコピーで納付を証明。住民税が給与から源泉徴収されていたことで「転入届の手続きも済ませたという気になっていた」と話した。

 丸川さんは約5分間の取材陣とのやりとりの中で、計4回にわたって深々と頭を下げた。また、応援演説に駆け付けた自民党の国会議員に「お騒がせしました」と話す場面も。しかし、丸川さんの演説に聞き入った有権者に対する直接のおわびはなく、集まった人の中には「どういうことなんでしょうね。ちゃんと説明してほしい」との声もあった。

丸川氏まさかの“玉砕”…転入届提出遅れで投票できない
2007年7月12日 サンスポ

f0013182_17583859.jpg 自民党の参院選東京選挙区候補で、元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)が16日、期日前投票をしようと新宿区役所を訪れた。しかし選挙人名簿に名前がなく、投票できずに“玉砕”となった。

 丸川氏は微笑みながら新宿区役所へ入ったものの、約30分後に出てきたときには顔面蒼白。ほおを引きつらせながら「投票できないことが分かりました。ニューヨークに赴任し、戻ってきてすぐに住民票の手続きをするつもりだったのが、忙しくて忘れてしまった。お集まりいただいたのにごめんなさい」と報道陣に両手を合わせながら報告した。

 丸川氏は平成15年6月、住民票の転出届を出しテレビ朝日のNY支局に赴任。16年6月に帰国したが、今年4月20日前後になって転入届を出したという。陣営は「公示日前日から3カ月前の4月11日までに転入届を出していないと投票できない。29日も投票は厳しい。こんなことになるとは」とガックリ。

 一昨年の衆院選や4月の統一地方選も投票していないことまで発覚。気になるのは約3年間の住民税だが、陣営は「テレ朝からもらっていた給与明細を本人が確認したら住民税を納めていた。どこの自治体かは、テレ朝に聞かないと分からない」と話した。

 丸川氏は11日の中野区の公開討論会に約40分遅刻。14日、港区台場のフジテレビ前で行った街頭演説では、収録中の同局番組を一時中断させてしまったほか、15日に予定していた安倍晋三首相との銀座の歩行者天国遊説は台風でキャンセルに。空回りが続いている。

 同じ自民党の東京選挙区候補、保坂三蔵氏(68)は丸川氏が投票できなかったことに「もったいないなー」と笑い飛ばした。

丸川珠代氏、選挙権なし…NYから帰国後3年、転入届未提出
2007年7月17日06時00分 スポーツ報知

f0013182_1756239.jpg 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民・東京選挙区=が16日、期日前投票を門前払いされた。丸川氏は約3年前に海外勤務から帰国しているのに、今年4月まで転入届を未提出。投票権が消滅した状態だった。同氏は「忙しくて(転入手続きを)忘れてしまって」と釈明したが、ここ3年選挙に行っていないのではという疑惑も浮上。とりあえず貴重な1票は確実に失ってしまった。

 この日午後、期日前投票のため笑顔で新宿区役所に入った丸川氏。しかし30分たっても出てこない。そして陣営スタッフが沈痛な表情で現れた。

 「仕事でニューヨークに住んでいて、帰国した際に転入届を出し忘れていて投票ができませんでした」と関係者は説明した。丸川氏は03年6月から約1年、テレ朝のニューヨーク支局に勤務。04年6月に帰国した。だが転入手続きを忘れ今年の4月下旬になって急きょ行ったという。丸川氏は新宿区在住だが転入届を出してから3か月が経過しないと区の選挙人名簿に登録されない。そのため選挙権が“消滅”していた。

 区役所から出てきた丸川氏は「投票ができないことが分かりました。ニューヨークから戻ってきて、すぐに転入の手続きしなければいけないのに忙しくて忘れてしまって…。すいませんでした。ごめんなさい」と頭を下げた。

 今年4月に転入届を出したのであれば帰国以来、投票に一度も行っていないことになる。事実であれば、05年9月の衆院選も今年4月の都知事選も棄権。石原ファミリーの全面支援を受けながら、慎太郎知事に1票を投じることもなかったのか。元報道キャスターとしては何とも痛い失態。関係者は「忙しくて恐らく(選挙には)行っていないでしょう。(同じマスコミの)みなさんもそうでしょ?」と話す。

 さらに転入手続きが済んでいなければ、帰国してから今年4月まで、どこに住民税を払っていたのかも疑問となる。この点について丸川氏は帰宅後に源泉徴収票を発見したという。事務所も「04~06年まで住民税を払っていたことを確認しました」としたが、どこに払っていたかについては依然として「分かりません」とのこと。「(もし不備があれば)法的な手続きは早急に行いたいが…」と関係者は力なく話した。

 ◆届け出は公示前3か月以上必要、立候補はOK

丸川氏はなぜこんな事態に陥ったのか。選挙権の行使(投票)には各市町村の選管が管理する選挙人名簿に登録されていることが必要だ。通常は各市町村の住民票などの住民基本台帳に基づき登録される。選挙区内で投票するには、各選挙の公示(告示)の3か月以上前までに住民票の届け出が済んでいなければならない。

海外に転居した場合は、各市町村に転出届を提出後4か月以上がたつと選挙人名簿から抹消される。だが、各国の日本大使館などに「在外選挙人名簿」の登録を申請すれば海外での投票が可能となる。

しかし帰国した際に転入届の提出を怠ると、選挙の公示日まで3か月を切っている場合は日本国内での選挙人名簿に登録されず、投票ができない状態となる。

なお被選挙権については、日本国籍を保有していれば公選法上、海外在住でも立候補は可能。チリに軟禁中のフジモリ元ペルー大統領が今回の参院選に出馬している。

丸川氏は投票できず 転入届提出遅れ 参院選東京選挙区
7月17日8時1分配信 産経新聞

 参院選東京選挙区に立候補している自民新人、元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)が現住所地に転居した後、転入届の提出が遅れたため、参院選の投票資格がないことが16日、明らかになった。自ら貴重な1票を投じることができなくなり、「1票差の惜敗だったら泣くに泣けない」と丸川陣営は心配する。

 選挙事務所などによると、丸川氏は異動先の米国から平成16年6月に帰国し、新宿区大京町の現住所地に転居。しかし、新宿区への転入届提出は今年4月20日前後で、今回の参院選投票資格者を登録する選挙人登録日(公示前日の今月11日)からさかのぼり「3カ月未満」だった。

 公職選挙法は選挙人を「当該区市町村の住民基本台帳に3カ月以上記載されている」などと住所要件を満たすよう規定。丸川氏がこの日、期日前投票をする際、投票資格のないことが判明。丸川氏は「要件を満たしていると思い込んでいた」と話している。

 ただ、転居後から出馬に伴い同社を退社した今年5月まで、住民税の納税は同社が源泉徴収していたとしており、「未納ではない」(丸川陣営)という。

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まるたまフジテレビ前で演説も収録中で大ブーイング
7月15日8時5分配信 スポーツ報知

 ◆第21回参院選(7月29日投開票) 元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)=自民、東京選挙区=は14日、かつてのライバル局であるフジテレビ前で公示後初の週末をスタート。同局のイベント「ザ・冒険王」の来場者を狙っての遊説だったが、同じ時間にイベント内で番組収録を行っていた撮影スタッフから、猛クレームを浴びた。

 演説開始前から、街宣車の周辺は物騒なことに。フジの撮影スタッフらが「(演説するとは)聞いてない」「ここでやるなら自殺してやるくらいの覚悟だ」などと激怒。丸川陣営に詰め寄った。

 しかし、塩崎官房長官も駆けつけ演説がスタート。マイクを握る丸川氏には「は~や~く~」のブーイングが飛び、腕を回して「巻き」を合図するテレビクルーも。丸川氏が「ご収録の皆様には大きな声でご迷惑をおかけしました」と締めくくると「ホントだよ!」と怒号が響いた。番組スタッフは「演説中は音声を止めた」と怒っていた。
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by deracine69 | 2007-07-18 07:18 | 政治  

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