事務所費 ホントは香典、祝儀?

7月14日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 赤城農水相の事務所費のインチキが次々と明らかになってきた。安倍首相は「月800円の光熱水費で辞任させるのか!」と逆ギレしたが、問題の後援会がある茨城県筑西市では水道料だけで、「基本料金は1938円から」(水道局)という。井戸水でも飲んでいるなら話は別だが、月800円の光熱水費自体があり得ないのだ。

 この問題で自民党の中川幹事長は10日、「資金管理団体以外の政治団体も領収書添付の内規をつくる」としたが、安倍は「法律は変えない」の一点張り。それほどまでして何を隠したいのか。事務所費などの経費はホントは何に使われているのか。ある代議士秘書が匿名を条件にこう話す。

「まず、慶弔費です。どの議員も選挙区で1日に20~30人は死去する。ほとんどの国会議員は葬儀社や病院と提携し、死亡者リストが毎日ファクスで送られてきます。そのうち何人かには香典や電報を出します。それが1日3万円かかるとして、年間1000万円。香典や結婚祝い、中元、歳暮は選挙買収と取られる可能性もあり、領収書ももらいにくい。また、子分議員への封筒(小遣い)も領収書はムリ。祝賀会の飲食代、看板代、夏祭りや神社の修繕費の寄付……。だから秘書たちは報告書提出の3月になると大忙しです。昨年のカレンダーを引っ張り出し、これは『人件費』、あれは『後援会事務所費』と適当に付け替える。もちろん、後で国税の査察が入っても大丈夫なように、帳簿や領収書はきちんと保管しておきます」

 これでは辻褄(つじつま)が合わなくなって当然。法律を変えない限り、この先も事務所費問題は何度でも起きる。
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by deracine69 | 2007-07-14 10:00 | 政治  

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