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最後は女頼みの安倍自民党

7月14日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 不人気でニッチもサッチもいかない安倍自民党。この時期は、閣僚級が手分けして全国を遊説して回るものだが、産む機械発言の柳沢厚労相、事務所費問題の伊吹文科相や赤城農水相と、「応援されるとかえって逆効果」という大臣ばかり。

 残るはとうとう女頼みになってきた。

「小泉前首相とチルドレンの片山さつき、藤野真紀子ら各議員にキャラバンを組ませ、激戦区に投入。女性を前面に出し、スキャンダルダメージを食い止めようという作戦です」(関係者)

 佐藤ゆかり議員にも依頼が殺到していて、「スケジュール調整が難しい」(事務所)と悲鳴を上げている。猪口邦子議員は7日に米ロサンゼルスで行われた在住邦人のための政党討論会に出席。本来なら自民党国際局長の赤城農水相が行くべきだが、「猪口議員が代行で訪米した」(自民党広報)という。就任したばかりの小池百合子防衛大臣も鳥取、鹿児島など全国を飛び回る予定だ。

「自民党は昭恵夫人も応援に駆り出すといわれています。アッキーが応援に出向いた選挙は2戦2敗。敗色濃厚で送り込まれているから仕方ないが、神通力もないということ。それでも女性なら何でもいいと言わんばかりなのです」(政界関係者)

 ところが、この苦肉の策も候補者には不評というから笑えない。20日に小泉前首相が応援に入る秋田は、「女性議員に応援依頼していない」(金田勝年事務所関係者)ときっぱり。小泉チルドレンの応援は、「郵政選挙で自民に勝たせすぎたという意識が働き、逆にマイナスになる」(事情通)との見方もある。

「鹿児島では、民主党の小沢代表が5度も来県しているのに、安倍さんは一度も来ないと不満が出ている。女性を送り込むくらいなら、本人が地方の応援に回れというわけです」(自民党関係者)

 ついに不支持率が6割を超えた安倍内閣。もう何をやってもダメだ。

by deracine69 | 2007-07-14 10:00 | 政治  

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