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ヤラセ「段ボール肉まん」に振り回された日本のメディア

7月22日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 段ボール紙入り肉まんはヤラセだった――。中国の食問題に大きな関心が高まる中、段ボール肉まんをスクープした北京テレビが18日夜、衝撃映像はアルバイトを使ったヤラセだったことを認めて、謝罪した。同局のニュース番組内で報じた。

 それによると、アルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を店に持ち込み、出稼ぎ労働者に「段ボール肉まん」を作るように指示。映像では業者が段ボール紙をちぎり、カセイソーダに浸して、煮込み、ひき肉と混ぜる様子が映し出された。

 見た瞬間から、「ちょっとできすぎ」の映像だったが、やっぱりだ。

 もっとも、報道の自由がない中国のことだから、「ヤラセ報道もヤラセか」なんて見方もある。とはいえ、日本のメディアはここ数日、この映像に振り回された。ある夕刊紙はカセイソーダ入り肉まんを実際、作って試食していたし、中国当局の謀略説も飛び交った。まだまだ裏がありそうな話である。

by deracine69 | 2007-07-22 10:00 | ジャーナリズム  

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