参院選情勢 本社・FNN合同世論調査 与党、過半数割れ濃厚

7月23日8時0分配信 産経新聞

 ■自民、44議席前後? 民主、第1党へ

 29日投開票の参院選で、産経新聞社はFNN(フジニュースネットワーク)と合同で19日から21日、世論調査を行い情勢を探った。与党の過半数維持には64議席の獲得が必要だが、自民党は支持層を固められず、選挙区、比例代表ともに苦戦し、公明党も前回の13議席確保は微妙で与党での過半数割れが濃厚だ。民主党は選挙区、比例代表ともに自民を上回り、獲得議席を50台後半に伸ばす可能性があり、参院での第1党は確実となった。ただ、選挙区は接戦が多く、投票先を決めていない有権者が4割程度と情勢はなお流動的だ。

 自民の獲得議席は、橋本龍太郎首相が退陣した平成10年の44議席前後にとどまる可能性が強い。

 29の1人区の多くは接戦で、自民が議席を固めたのは群馬、石川、和歌山、山口。富山、福井、愛媛、佐賀、長崎、大分などは接戦だが、優位に立っている。

 民主は、岩手、山形、山梨、三重、滋賀、奈良で議席獲得の見通しで、接戦の青森、栃木、岡山、香川、高知などで優勢だ。野党共闘の無所属候補は沖縄で勝利しそうなほか、秋田で優勢。国民新も島根で議席獲得の可能性がある。

 複数区は2人区の多くで自民、民主が議席を分け合う形。民主が2人擁立した新潟で議席独占の可能性が出てきた。3人区は民主が2人擁立した千葉で2議席獲得の勢い。埼玉、神奈川、愛知で自民、公明両候補と激戦を展開。5人区の東京は自民1人、民主2人、公明候補が抜け出し、残る1議席を自民、無所属候補らが争う。

 比例代表は、自民が過去最低だった10年の14議席を下回る可能性がある。民主は前回を上回る20議席台を獲得しそう。公明は前回の8議席、共産は4議席、社民も3議席の獲得が微妙な情勢だ。国民新は1議席獲得をうかがう。

 一方、同時に実施した政治意識調査で安倍内閣の支持率は29・1%と、昨年9月の政権発足以来、初めて30%を割り込んだ。

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【用語解説】世論調査の方法

 7月19日から21日まで各選挙区と比例代表の投票行動の調査を実施した。サンプル数は2万1160で、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、性別・年代ごとに回答数が得られるまで調査を行った。
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by deracine69 | 2007-07-23 08:00 | 政治  

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