「消えた年金」のA級戦犯 小泉に再登板の資格なし

7月26日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 選挙応援のお呼びがかからなくなった安倍首相に代わって、小泉前首相がフル稼働だ。

 当初は「応援演説は7カ所だけ。川口順子元外相や上野公成元官房副長官など“身内”に限っていた」(関係者)のだが、中川幹事長のたっての頼みで、全国を飛び回っている。愛知の応援では公明党候補の集会にまで出席した。

「今週は鹿児島・宮崎に飛び、その後は北海道・青森です。応援は26日で打ち止め。“オレよりも最後は安倍さんが目立った方がいい”と、週末27日、28日は休みの予定です。とにかく、どこへ行ってもすごい人気です」(政界事情通)

 相変わらず党内では、追随を許さぬ人気者。そこで当然というか、「ポスト安倍は小泉さん」の声が広まり始めた。

「今はその時期じゃないからヒソヒソ話ですが、参院選で自民党が大敗して安倍総理が退陣表明となったら、党内から“小泉再登板論”が一気に噴出しますよ。とくに年内にも解散に追い込まれそうな衆院議員は背に腹は代えられないから、ラブコールの大合唱になりますよ」(自民党秘書)

 本人は「もう、いいよ」とその気はないそうだが、政局大好き人間だけに、どう転ぶか分からない。だが、ハッキリ言って、小泉に総理復帰の資格はない。ある政界関係者が言う。

「安倍自民党がここまで苦境に陥ったきっかけは“5000万件の消えた年金記録”。政治家でだれが一番責任があるかといえば、小泉ですよ。彼が橋本内閣の厚生大臣だった97年1月から基礎年金番号が導入され、2億件あった年金記録の名寄せ作業が始まった。そこでデータ廃棄や入力ミスが次々と起きたのだから、トップだった小泉の責任は万死に値する。このまま自民党が選挙に大敗したら、小泉は間違いなくA級戦犯政治家。それは自民党の上の方はみんな分かっている。分かっていて何も言わないだけです。だから小泉チルドレンがいくら騒いでも、再登板論は具体化しませんよ」

 そもそも小泉に常識があったら、「年金参院選」の応援など、恥ずかしくて出かけられないのだ。
[PR]

by deracine69 | 2007-07-26 10:00 | 政治  

<< 民主、議長ポスト奪取か…自民は... PUFFYがGAPの世界展開ポ... >>