安倍メルマガで辞めない…参院選後の続投に強い意欲

過半数割れ濃厚
ZAKZAK 2007/07/26

f0013182_195625.jpg 安倍晋三首相=写真=は26日配信の安倍内閣メールマガジンで、「いかなる状況にあろうとも、原点を見失うことなく、改革を着実に前進させていくこと。私は自らの使命を果たしていきたい」と表明、参院選後の続投に強い意欲をにじませた。自民党惨敗が予想される中、“安倍降ろし”の動きを封じる狙いがありそうだ。

 メルマガで安倍首相は、公務員制度の一層の見直しや教育再生、憲法改正について、「いかなる抵抗にさらされようとも、改革から逃げることは許されない」と指摘、自らの手で改革を進めていく考えを強調した。

 与党が参院で過半数(122)を獲得するには、公明党の改選数13議席獲得を前提にすれば、自民党は51議席が必要だ。しかし、自民党への逆風はいまや“突風”状態となっており、与党過半数割れは濃厚だ。

 それだけに、今回の“続投宣言”について、出身派閥である町村派の関係者はこう指摘する。

 「自民党が40議席を割ったら責任論は必ず出てくる。しかし、首相としてはみじめな結果のまま退陣したくはないはず。要するに、安倍降ろしの動きを封じておきたいということだ。首相としては秋の臨時国会を乗り切り、12月解散、来年1月総選挙で安倍内閣の信を問うつもりだろう」

 実際、首相続投という流れを作るための“環境整備”はすでに始まっている。首相の信頼が厚い塩崎恭久官房長官や中川昭一政調会長らがいち早く、「参院選は政権選択の選挙ではない」と責任論を牽制(けんせい)。25日夜には丹羽雄哉総務会長も、「(首相には)この試練を乗り越え、引き続きこの国のかじ取りのために頑張ってもらいたい。こういう考え方が党内の大部分の考えではないか」と続投論を展開した。

 ただ、党内には「今は公には言えないが、仮に40議席を割っても首相が続投するようなら、さらなる支持率低下は必至。衆院選でも大負けする」(若手議員)との懸念も出ている。
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by deracine69 | 2007-07-26 12:00 | 政治  

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