不支持理由「身内かばい、弱気くじく」

2007年07月27 スポニチ

 投開票を29日に控え、スポーツニッポン新聞社では26日までに全国500人アンケートを実施。安倍内閣を支持するかどうかを聞いたところ「支持する」はわずか21・6%、「支持しない」は60・4%にも上った。半数近くが民主党などの野党が参院で過半数の議席を得ることを望んでおり、早期の解散・総選挙を求める声は50・4%。負け方次第とされる安倍晋三首相の退陣だが、現実味を帯びていると言えそうだ。

 7月に入ってからの全国紙世論調査では、おおむね安倍内閣の支持率は30%前後で、不支持率は50%前後。選挙戦終盤に入っての今アンケートでは不支持率60・4%とかなり高い数字となった。

 年金記録不備問題に政治とカネ、そして、閣僚の相次ぐ失言…。猛烈な逆風が吹き付ける中、通常国会の会期が延長され、投開票日が1週間ずれ込んだが、安倍内閣に対する逆風は収まるどころか、ますます強くなっていることがうかがえる。

 不支持の理由として「バカな身内をかばってばかり」(46歳・男性・会社員)「社会的弱者に対しての対処が悪い」(64歳・男性・無職)「小泉純一郎前首相と違って、リーダーシップがない」(46歳・男性・会社員)などの声が寄せられた。

 参院での望ましい勢力図を聞いてみると「民主党とその他野党で過半数」33・4%、「民主党単独過半数」15・4%で、合わせて48・8%となった。

 高いと自民、公明両党に不利と言われる投票率だが「行く」との回答は73・6%。「たぶん行く」(13・6%)も合わせると87・2%にも達した。投票率(選挙区)56・57%だった前回04年参院選では民主党が38→50に大躍進。今参院選は投票率が上がりそうで、与党の苦戦は必至だ。

 この87・2%に限って、比例代表での投票行動を聞くと、民主党39・7%に対して、自民党は22・5%止まり。投票に際して重視する政策では、常に上位に位置する「景気」(10・7%)を抑え、逆風の主な原因となっている「年金」(25・8%)と「政治とカネ」(11・8%)が1、2位に入った。

 政府・与党の幹部からは「政権選択選挙ではない」として、過半数割れに追い込まれても安倍首相の退陣必要なしとの予防線が張られている。しかし、早期の解散・総選挙を望む声は50・4%にも上っており、世論の動向次第では退陣に追い込まれそうだ。
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by deracine69 | 2007-07-27 08:00 | 政治  

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