ああ崖っぷち…安倍首相、こぶし握りしめ絶叫スパート

2007年07月28日 サンスポ

f0013182_13464260.jpg いよいよ29日に参院選の投開票となる。安倍晋三首相(52)と民主党の小沢一郎代表(65)は27日、ともに大激戦の改選1人区で遊説した。安倍首相は鹿児島、熊本で「勝たせてください!!」と“懇願”し、小沢氏は岡山で田中真紀子元外相(63)とツーショットに。自民劣勢の情勢の中、安倍首相は28日に都内で東京都の石原慎太郎知事(74)と初めて合体し、最後のアピールに臨む。

          ◇

 「どうか、私たちに力を与えてください! 勝たせてください! 今日明日が勝負。負けるわけにはいかないんです!!」

 鹿児島、熊本両県の計4カ所で街頭に立った安倍首相は、こぶしを握りしめながら切々と訴えかけた。両選挙区は自民vs民主候補の超激戦区。自民党が終盤戦の「最重点区」に指定した9つの1人区に含まれ、最後のテコ入れを図った。

 安倍首相は演説は普段より短時間に抑え、その分を商店街を練り歩いて握手戦術を展開した。

 さらに安倍首相の妻、昭恵夫人(45)も佐賀入り。街頭演説でマイクを握り「主人はまだ逆風のまっただ中にあります。どうか主人をもう一度信じていただきたい」と、涙を流さんばかりに“哀願”した。

 懇願調の訴えが目立つのは危機感の表れか。各種調査で与党過半数の自公64議席は極めて困難。平成10年参院選で当時の橋本龍太郎首相が退陣した自民44議席を下回るとの見方も根強い。このため党幹部らは「大敗でも退陣は不要」と再三強調し、首相続投の布石を打つ発言が目立ってきた。

 40台前半でも「首相続投しかない」(党幹部)との見方が大勢。9月中旬ごろの内閣改造などで乗り切ろうとの狙いもあるという。だが40議席を割れば、元年の参院選で宇野宗佑首相が辞任した36議席と並ぶ「歴史的惨敗」で退陣論が強まるのは必至とみられる。

 崖っぷちの安倍首相は28日、都内で「小沢批判」の急先鋒、石原知事と選挙戦で初合流し、豪華ツーショットで最後の最後に大逆転を狙う。

 泣いても笑っても、選挙戦は残り1日だ。

◆森喜朗元首相
「これからの党のリーダーは衆院当選7~9回の議員に移る。私は水戸黄門みたいに、上から『よき眺めじゃのう』とやりたい」(京都市で講演)

◆中川秀直氏
「10年もたたずに中国経済は日本経済を追い抜くだろう。参院で野党が多数になれば、中国大陸に出稼ぎに行った父母を訪ねて三千里の旅をするようなことになるかもしれない」(自民党幹事長、千葉市で街頭演説)

◆塩川正十郎氏
「自民党の状況は大変厳しい。34、35議席の激敗はないと思うが40議席前後の攻防になる」(元財務相、大阪市で講演)
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by deracine69 | 2007-07-28 07:00 | 政治  

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