笑止千万!安倍官邸「続投シミュレーション」

7月28日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 トチ狂った安倍官邸には、いよいよ、つける薬がないようだ。自民大惨敗が決定的になってきたが、政府・自民党は24日、「いくら負けても安倍首相は続投」の判断を固め、党幹部が一斉に「退陣不要論」を叫びだしたのである。中川昭一政調会長、塩崎官房長官も「参院選は政権選択の選挙ではない」と言い出し、退陣論の封じ込めに躍起だ。しかし、参院過半数割れで、どうやって国会運営をしていくのか。安倍官邸の甘っちょろいシナリオは大笑いだ。

 安倍官邸が描く自民惨敗後の日程はこうだ。

「選挙当日はいくらメディアに非難されても、年金問題の処理などを理由に居座りを宣言、党幹部も安倍支持を明確にする。8月7日ごろ参院の構成を決める臨時国会を開くが、3日程度で閉会し、夏休みに入る。8月後半から9月にかけては、外遊スケジュールで埋めてしまう。秋の臨時国会は9月下旬開会で、内閣大改造、党執行部も刷新して、ごまかしてしまう。秋の臨時国会はなるべく法案を出さずに静かにしている。頃合いを見て野党が割れるようなテーマで解散・総選挙に打って出て、野党分裂に追い込む」(官邸事情通)

 実際、8月下旬はインド、インドネシア、マレーシア歴訪を決めているし、9月上旬はAPECでオーストラリアへ、下旬はニューヨークの国連総会で環境問題の特別首脳会議に出ることを決めている。

 退陣する気なんかサラサラないのだ。

 臨時国会ではテロ特措法の延長と労働3法、日本版NSC(国家安全保障会議)設置法案くらいで済ませてしまう。

「野党が反対すれば、“なんでも反対で国政を停滞させる野党”と非難できる。安全保障を争点にすれば、野党は割れる。そこで選挙だ。衆院はいくら負けても過半数割れはないだろうから、総選挙後、参院野党を分断に追い込める」(安倍周辺議員)というのである。

「浅はかですね。この政権は閣僚の醜聞が噴出したときも主戦論で乗り切れると思って、首を切らずに追い込まれた。今度も同じ発想です。でも、今回は永田町のパワーゲームではなく、国民の審判を無視することになる。政権選択の選挙じゃないといいながら、『小沢さんと安倍さんのどっちがいいのか』と叫んできたのは自民党です。それなのに安倍首相が続投、居座りを決めれば、国民に引きずり降ろされると思いますよ」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

 どうにもならない安倍には今度の参院選できっちりトドメを刺さなければダメだ。
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by deracine69 | 2007-07-28 10:00 | 政治  

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