自民 比例“狭き門”にもぐり込めそうな面々

7月29日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 自民党の大苦戦は1人区だけではない。無党派票がまったく期待できないうえに、公明党にも票を持っていかれて、比例区は過去最低レベルになりそうだ。

「民主党は2200万から2500万票で、最大22議席が見えてきた。それに対して自民党は比例区で1400万票が精いっぱいだから、当選するのは12人から13人でしょう」(大手紙選挙担当)

 自民党は比例で35候補を擁立。個人名で20万票をとることが最低条件だが、この中で当選圏内に滑り込むのはだれなのか。

「堅いのは、拉致担当補佐官の中山恭子と6年前トップ当選だった舛添要一。安倍批判を繰り返してきた舛添は暴漢事件で注目されたこともあって、中山とトップ争いです。80万票を超えるかどうかが勝負。この2人に続くのが、イラクの“ひげの隊長”こと佐藤正久。防衛省・自衛隊の堅い組織票で安全圏内です。さらにスポーツ団体と地元北海道の支持を得ているスケートの橋本聖子、全国の農協票に支えられた山田俊男もトップ5に入るでしょう」(選対関係者)

 その下は混戦模様だ。元厚労相で遺族会票を持つ尾辻秀久、医師会票の武見敬三、国交省事務次官だった佐藤信秋あたりも手堅い。

「元外相の川口順子は難病で車椅子が欠かせなくなったことで無理かとみられていましたが、小泉前首相が全面バックアップで、神奈川などからまとまった票が出る。また元マック社員の有村治子も当選ラインが見えてきました」(政治評論家)

 この一団には、弁護士の丸山和也、ヤンキー先生こと義家弘介、さらに郵政造反落選組だった衛藤晟一も加わっている。
「丸山弁護士は自民党が口説いた目玉候補。それなりの組織はつけている。義家も安倍首相の教育再生会議のメンバーだし、法務省の啓発ビデオをお蔵入りさせてまでの出馬だから、落とすわけにはいかない。無理やり復党させ、公明党とのギクシャクまで引き起こした衛藤にしても同じ。この3人が落選では、安倍退陣に火がつくから、官邸は絶対に当選させますよ」(前出の選対関係者)

 当選6回を狙う山東昭子、現職財務相の娘・尾身朝子、小泉前首相が支援する元官房副長官の上野公成も最終議席にもぐり込もうと必死だが、「狭き門」は自民への大逆風で狭まる一方だ。

阿達 雅志 新 47 元住商社員
有村 治子 現 36 元マック社員
石井みどり 新 58 日歯連参与
上野 公成 前 68 元官房副長官
衛藤 晟一 新 59 前衆院議員
大高  衛 新 40 全商工会役員
大西 英男 新 60 元都議
尾辻 秀久 現 66 元厚労相
尾身 朝子 新 46 元NTT社員
川口 順子 現 66 元外相
河瀬 葉子 新 50 在宅介護協顧問
小泉 顕雄 現 56 浄土宗住職
佐藤 信秋 新 59 元国交省次官
佐藤 正久 新 46 1等陸佐
山東 昭子 現 65 元科技庁長官
武見 敬三 現 55 厚労副大臣
段本 幸男 現 62 元農水省局長
仲宗根康人 新 48 全老施協副会長
中西 茂昭 新 58 日歯技工士会長
中山 恭子 新 67 首相補佐官
橋本 聖子 現 42 スケート選手
福島啓史郎 現 61 元農水省局長
福本亜細亜 新 33 元葛飾区議
藤井 基之 現 60 元厚生省課長
藤野 公孝 現 59 元運輸省審議官
舛添 要一 現 58 政審会長
松原まなみ 新 48 助産師
丸一 芳訓 新 56 全漁連顧問
丸茂ゆきこ 新 47 管理栄養士
丸山 和也 新 61 弁護士
森下 博之 前 65 元高知県副議長
森元 恒雄 現 60 元自治省審議官
山田 俊男 新 60 元JA全中専務
義家 弘介 新 36 元高校教諭
米田 建三 新 59 元衆院議員
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by deracine69 | 2007-07-29 10:00 | 政治  

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