自民、1人区で総崩れ=片山参院幹事長が苦杯-閣僚経験者も

7月30日1時2分配信 時事通信

 自民党は、改選数1の1人区で次々に議席を失った。かつては同党の牙城とされた保守王国で、格差問題、年金不信、政治とカネをめぐる問題で激しい逆風を受けた結果、岡山では片山虎之助参院幹事長が落選。18年ぶりに四国4県で全敗するなど、地方の有権者は「安倍自民」に厳しい審判を下した。

 片山氏は当初、参院幹事長として選挙全体を指揮する予定だった。しかし、民主新顔の姫井由美子氏が予想以上に支持を広げ、危機感を強めた片山氏は公示後ほとんど地元岡山を離れず、組織固めを図った。郵政造反組で無所属の平沼赳夫元経済産業相の支援も受けたが、平沼氏の復党問題をめぐるしこりも影響し、票を伸ばせなかった。

 「参院のドン」、青木幹雄参院議員会長のおひざ元の島根では、前職の景山俊太郎氏が落選した。青木氏は自身の選挙以上に頻繁に地元入りしたものの、逆風を押し返せず、国民新党の亀井久興幹事長の長女・亜紀子氏の初当選を許した。

 愛媛では関谷勝嗣氏が民主党などが推薦した元Jリーグ選手の友近聡朗氏に敗れた。建設相や郵政相を歴任した実績をアピールしたが、無党派層への浸透を欠いた。香川でも真鍋賢二元環境庁長官が民主党の植松恵美子氏に競り負けた。
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by deracine69 | 2007-07-30 01:02 | 政治  

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