政権交代へ前進=1人区重視の戦略結実-民主・参院選

7月30日3時0分配信 時事通信

 民主党は、参院で第一党に躍進、与野党逆転も果たし、政権交代に向けて大きく前進した。改選数1の1人区での自民党との対決を制し、小沢一郎代表が重視した1人区戦略が奏功。今後は参院で主導権を発揮し、安倍内閣を衆院解散・総選挙に追い込んでいく方針だ。ただ、小沢代表が体調不良のため、党本部で予定していた記者会見を欠席するなど、一抹の不安も残した。

 「年金、農業を含めた地方切り捨て、政治とカネに対する首相の指導力(のなさ)の3つが大きかった」。菅直人代表代行は30日未明、党本部での記者会見で圧勝の要因についてこう語った。

 民主党は、1人区が参院選の勝敗のカギを握るとみて、社民、国民新両党と積極的に選挙協力を行い、推薦も含め全選挙区で候補者を擁立した。年金記録漏れ問題で政府の対応の遅れを厳しく批判する一方、小沢氏らが1人区を徹底的に回って「政府・与党は地方切り捨てだ」と訴え続けた。さらに赤城徳彦農水相の事務所費問題や閣僚の失言など敵失も重なり、自民党候補を軒並みなぎ倒した。
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by deracine69 | 2007-07-30 03:00 | 政治  

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