参院選 自民ナンバー2「姫の虎退治」に食われる

7月30日9時46分配信 毎日新聞

 片山虎之助・自民党参院幹事長(71)が、岡山選挙区で民主新人、姫井由美子さん(48)との事実上の一騎打ちに敗れた。「参院自民のナンバー2」である大物の敗北は、自民への逆風のすさまじさを物語る。片山さんは「自民党は反省すべきは反省し、改めるべきところは改めるべきだと、強く思っています」と言葉を絞り出した。

 「落選」が決まった瞬間、片山さんの岡山市の事務所に集まった地元国会議員や県議、首長らは肩を落とし「まさか」の声が漏れた。

 党の幹部として高い知名度と厚い支持基盤を誇り、当初は勝利より得票差に注目が集まった。しかし、接戦が伝わると、地元に張り付いての「ドブ板選挙」を余儀なくされた。県議や市議らを集めて引き締めを図ったが「最後まで危機感がなかった」(県議)との声もあり、組織をまとめきれなかった。

 一方「姫の虎退治」のフレーズを掲げた姫井さん。立候補表明した昨年末、知名度の低さから、民主陣営さえ「当選は難しい」とみていた。しかし、追い風は強く、知名度は急激に上がった。小沢一郎代表も公示日の第一声の場所に岡山を選ぶ力の入れようだった。

 最も注目されたのは、05年衆院選の郵政造反組で、約10万票を獲得した元経済産業相、平沼赳夫衆院議員の動向だった。平沼議員は片山さん支援を公言していたが、後援会には自民への反発から姫井さんを支援する動きもあり、一枚岩にならなかった。
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by deracine69 | 2007-07-30 09:46 | 政治  

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