7月31日(火) 「07年参院選」

2007年7月30日 紀伊民報

 自民党の惨敗で参議院議員選挙は終わった。和歌山県選挙区では大方の予想通り、自民党前職の世耕弘成氏が当選を決めたが、今後の政権運営は波乱含みだ。

 ▽世耕氏は総理大臣補佐官を強調して有利な戦いを展開した。公約の一つとして、「ふるさと納税制度」の早期実現や、地元中小企業等の支援、活性化対策を掲げて、地方に日を当てる政策を訴えてきた。口約束にならないように願いたい。

 ▽今度の選挙では民主党の躍進が目覚ましい。参院選の結果が、すぐに政権の命運を左右するということにはならないと思うが、今までのように与党の数を頼りに、重要法案を力ずくで押し通すことは難しくなったのではないか。

 ▽安倍首相周辺は、自民敗北の要因は安倍政権の政策への批判ではないと盛んに言っているが、年金問題はもちろんのこと、閣僚の度重なる不見識な言動や、不明朗な金銭感覚に、国民が嫌気を差したことは事実だろう。この辺の反省がないと、次の国政選挙ではもっと痛い目を見ることになるかもしれない。

 ▽一方、飛躍的に勢力を伸ばした民主党も、勝負はこれからだ。今回は自民党への批判票を集めて躍進したが、今後、党の公約や主張をどのように実現していくか。国民の本当の審判は、これからの民主党のふるまいを見てから下されると思った方がよい。

 ▽これから政局はどう展開するか、注意深く見守っていきたい。(香)
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by deracine69 | 2007-07-30 10:00 | 政治  

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