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<参院選>9月に内閣大幅改造 自民役員も刷新…首相方針

7月30日12時13分配信 毎日新聞

 参院選での自民党の歴史的大敗を受けて安倍晋三首相は30日午後、国会内で公明党の太田昭宏代表と会談し、自らの続投と連立の維持を確認する。首相は9月に内閣改造、自民党役員人事を行い、体制の立て直しを図る方針。党内は続投容認が大勢だが次期衆院選の要となる幹事長人事を軸に挙党態勢の確立をはかる声が強まっており、首相はこうした声に配慮しつつ大幅な人事刷新に踏み切るとみられる。

 首相は29日夜、テレビ番組で「これから厳しい状況だから、しっかりと全党的に、新しい国づくりに向けて一丸となれる体制を考えていかないといけない」と述べ、内閣改造・党役員人事を行う考えを表明した。首相は行き詰まった政権の立て直しにつながる人材の登用をはかる方針。首相は8月19~25日にインドネシア、インド、マレーシアを歴訪した後の9月上旬から中旬をめどに改造を行う予定。

 首相の続投については、自民党の町村、古賀、伊吹、二階、麻生の各派会長ら派閥会長や青木幹雄参院議員会長も支持する考えを示しており、当面は首相の人事を見守る方針。公明党の太田代表も首相との会談に先立ち、「小泉・安倍改革路線は必ずしも否定されたもではない」と強調しており、引き続き、自民党との連立政権を維持していく考えを示した。ただ、自民党内には今回の選挙結果での地方1人区での惨敗などからこれまでの改革路線の見直しを求める声も出ており、人選をめぐる調整が難航することは必至だ。

 また、与党は30日、幹事長、国対委員長会談を開き、参院議長を選出する臨時国会を8月7日に召集する方向で調整する。会期は4日間とする案が有力で、議長選出のほか、閉会中審査の手続きなどを取る方針だ。参院では第1会派の民主党から議長が選出される見通しで、自民党は結党(55年)以来初めて議長の座を野党に明け渡すことになる。【中川佳昭】

by deracine69 | 2007-07-30 12:13 | 政治  

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