<参院選>落選者ら不満噴出 「年金その場しのぎ」

7月30日12時40分配信 毎日新聞

 落選した自民党の前職や新人、陣営からも辛らつな発言が続く。

 三重選挙区の新人、小野崎耕平さん(37)は「松岡利勝前農相や久間章生前防衛相ら閣僚の任命、強行採決の連続などの責任は大きいと思う」と断ずる。「続投宣言」には「当然辞めるだろうと思っていたので続投と知って驚いた。理由は正直言ってよく分からない」と厳しい表情で話した。

 東京選挙区で落選した自民前職、保坂三蔵さん(68)の陣営幹部は「年金の解決策もその場しのぎだし、法案の通し方も最後は審議もなしでめちゃくちゃだった。それが随分、国民の不信を買った」と安倍首相への不満をぶちまけた。その上で、「代わってやる人がいないので今は消去法で考えるしかないが、強がりを言わずに大敗を素直に受け止めるべきだ」と注文を付けた。

 また、熊本選挙区の前職、三浦一水さん(53)陣営の西岡勝成・党県連幹事長は「またか、と思うくらい大臣の失言が次から次に出て、逆風が強まった。候補者の努力が打ち消された。党本部に不信を感じた。人事も含め安倍首相は詰めが甘かったと思う」と話す。

 3選を阻止された青森選挙区の前職、山崎力さん(60)。「今度の選挙は自民にとって最悪のケース」としたうえで「当然、(安倍首相の)責任論はある時点で出てくると思う。参院側から出てくるのではないかと想像している」と語った。公示後、安倍首相は2度来県。「首相の応援演説が(自分に)プラスになったかどうかも読めない。マイナスにはなっていないと思うが……」と言葉を濁した。

 一方、長崎選挙区の小嶺忠敏さん(62)の選対本部長を務めた北村誠吾・衆院議員(長崎4区選出)は「(安倍首相は)続投すべきだ」とした上で、「今回の選挙を通して『いつ、総選挙が行われてもいいように準備をしなければいけない』という危機感を持った。首相は、スピーディーになぜ負けたのかを分析し、今後に生かしていく姿勢を示すべきだ」と訴えた。
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by deracine69 | 2007-07-30 12:40 | 政治  

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