自民を悩ます安倍応援スケジュール

7月30日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 いよいよ参院選も大詰めだが、安倍首相の応援日程に異変だ。不自然なスケジュールが目に見えて増えているのだ。

 きのう(26日)は、午前中に愛媛・松山にひとっ飛び。市内の商店街を練り歩くと、隣県の香川や徳島には寄らず、サッサと東京にUターン。往復1340キロの大移動をこなし、午後には千葉・柏駅前に。

 22日は東京・銀座から、栃木・宇都宮にまっしぐら。21日には、宿泊先の愛媛から鳥取に足を運ぶと、新幹線の乗り換え駅の岡山や京都をスッ飛ばし、応援先の滋賀に直行した。岡山は、片山参院幹事長が落選の危機。近くに寄ったら、少しでも応援に入ってよさそうだが……。

「首相が応援演説に入ろうとしても、候補者が丁寧に断っているようです。安倍首相が来ても票につながらないのです。なのに来られたら、それなりの動員をかけなければならない。準備も大変だし、ならば“ご遠慮願いたい”。妙な応援日程は、少ない受け入れ先を回っているためです」(自民党関係者)

 確かに応援先は偏っている。現職首相が同一選挙区に2度入ることすら珍しいのに、安倍は7月以降、栃木と愛媛に3度も訪れた。

 かつて、現職首相が応援に入れば、「1万票は増える」といわれた。地元の議員や支援団体の動きも活発になり、動員にも熱が入ったものだ。

「ところが、安倍首相はてんでダメ。公示日に演説した東京・秋葉原は、動員目標3000人のところ、集まった聴衆は2800人。小泉時代は、どこかに応援に入れば、隣県の選対から『なぜ、ウチにも来ないのか』と抗議が殺到した。今や安倍首相がどこに行っても、党の選対本部は静まり返っています」(自民党幹部)

 とうとう不人気首相は地方からお呼びがかからなくなったのか。選挙最終日、都内全域をグルグル回る予定だ。
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by deracine69 | 2007-07-30 10:00 | 政治  

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