本命麻生、対抗福田 動き出した「ポスト安倍」

7月30日10時0分配信 日刊ゲンダイ

「参院選は政権選択の選挙ではない」――という勝手な理屈をつけて、安倍首相はどんなに大敗しても政権にしがみつくつもりだ。しかし、すでに自民党内は「ポスト安倍」で動き出している。

 安倍首相は26日配信したメールマガジンでも「いかなる状況にあろうとも、原点を見失うことなく改革を着実に前進させていく」と惨敗しても続投すると表明してみせた。なにがなんでも居座り続けるハラだ。

「安倍首相が強気なのは“ポスト安倍”がいないと計算しているからです。本命の麻生太郎外相(66)は、自分に造反してまで手を挙げるタイプじゃない。71歳のロートル福田康夫では若手が納得しない。非主流派の谷垣禎一(62)では、支持が広がらないと踏んでいるようです」(政界関係者)

 ところが、意外な名前が急浮上している。なんと石原伸晃(50)だ。誰が考えても首相の器じゃないが、青木幹雄・参院議員会長(73)が擁立に動いているという。

「青木幹雄が“ポスト安倍”に石原伸晃の名前を漏らしたのは確かです。石原伸晃も青木幹雄にベッタリ。都連会長の石原は、丸川珠代を当選させることが至上命題なのに、丸川を放り出して、青木の地元・島根に3回も選挙応援に入っています」(政界関係者)

 ただ、青木幹雄は「石原首相」と「麻生首相」の二股作戦だという。

「旧経世会は、森、小泉、安倍と3代続けて清和会が政権を牛耳っていることを苦々しく思っています。しかも、安倍首相は参院を軽視している。青木は内心、カンカンです。これ以上、勝手なことを許す気はない。参院選で大敗したら、絶対に責任を取らすつもりです。もし、麻生外相が出馬表明すれば乗っかるが、誰も手を挙げないで安倍政権がつづきかねないようだったら、操りやすい無派閥の石原伸晃を担いで、安倍首相を追い落としにかかる戦略です。石原伸晃なら若手も反発しないとみているようです」(自民党事情通)

 いくら安倍首相が粘ろうが、具体的な“ポスト安倍”が動き出せば、あっと言う間に引きずり降ろされる運命だ。
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by deracine69 | 2007-07-30 10:00 | 政治  

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