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<リベリア>ダイヤモンドが6年ぶりに輸出再開

7月30日19時20分配信 毎日新聞

 【ヨハネスブルク白戸圭一】ダイヤモンド密貿易が内戦での武装勢力の資金源となり、「血のダイヤ」の異名が付いた西アフリカ・リベリアのダイヤ輸出が30日、約6年ぶりに再開された。同国からのダイヤ輸出を禁止した国連安保理決議が今年4月に解除されたのを受けた措置で、同国の戦後復興を後押しすることが期待されている。

 リベリアは89年、「リベリア国民愛国戦線」が武装蜂起して内戦に突入。愛国戦線は隣国シエラレオネの武装勢力「革命統一戦線」からダイヤを買い取って転売し、紛争資金とした。このためリベリアから輸出されるダイヤは「紛争ダイヤ」「血のダイヤ」などと呼ばれ、国連安保理が01年5月に輸出禁止決議を採択した。

 愛国戦線を率いたチャールズ・テーラー氏は97年に大統領に就任したものの、03年8月に亡命して14年に及んだ内戦が終結した。暫定政府による統治を経て昨年1月にリベリア新政府が発足。テーラー元大統領は昨年3月に戦争犯罪の疑いで逮捕され、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ)で公判が続いている。

by deracine69 | 2007-07-30 19:20 | アフリカ  

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