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「今日の午後4時半まで」タリバンが最後の交渉時限を提示

AUGUST 01, 2007 09:54 東亞日報

アプガニスタンの反政府組織のタリバン武装勢力が31日、韓国人の人質、 沈聖珉(シム・ソンミン、29)氏を殺害したのに続き、1日午後4時半を交渉時限として提示した。タリバン側は交渉が物別れに終わった場合、残りの人質21人を順に殺害し、殺害の周期も早くなると威嚇した。

タリバン側のスポークスマンであるカリ・ユスフ・アマディは、拉致13日目の31日、AP、AFP通信など外信を通じて、「残りの21人の人質の最後の時限(last deadline)は、明日午後12時(韓国時間1日午後4時半)だ」と警告した。

アマディは「アフガンと韓国政府は、収監されているタリバン兵を釈放しろという我々の要求を受け入れず、交渉態度も不真面目だった」と非難した。彼は続いて、「(両国政府が)新しい時限までに我々の要求を受け入れなければ、残りの韓国人の人質を殺す」と威嚇した。

アマディは連合ニュースとの間接通話で、「男性の人質から順に殺した後、女性の人質も殺す」とした上で、「毎晩、人質を移動させるのが難しく危険なため、これから人質の殺害周期もだんだん短くなる」と警告した。

しかし、アフガン政府はタリバンの要求に応じないという姿勢を崩さなかった。カルザイ・アフガン大統領の報道官は、沈氏殺害のニュースが報じられた後、外信記者団に対して、「タリバン兵の釈放は人質の拉致を産業(industry)にしてしまう恐れがある」とし、「原則的に受け入れられない」と明らかにした。

これに先立ち、タリバンは31日午前1時(韓国時間)、人質の沈氏を2人目として殺害した。ベ・ヒョンギュ(42)牧師が先月25日に殺害されて、1週間ぶりのことだ。

沈氏の遺体は31日午前、アフガン・カズニ州アンダール地域のある道路沿いで発見された。現場を目撃したAP通信の記者は、沈氏は白いズボンに青い縞模様のシャツを着て、眼鏡をかけていたと伝えた。沈氏は頭と体に4、5発の銃傷を負った状態だったとAFP通信が報じた。

一方、アラブ衛星放送のアルジャジーラは韓国人男女人質12人の姿を撮った1分もの動画を入手し、31日に放送した。

by deracine69 | 2007-08-01 09:54 | 中東  

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