<朝青龍>引退か、現役続行かで激しく動揺 高砂親方明かす
8月2日19時55分配信 毎日新聞大相撲夏巡業の休場届を出しながら、母国モンゴルでサッカーをしていた問題で、日本相撲協会から2場所出場停止などの処分を受けた横綱・朝青龍について、師匠の高砂親方(元大関・朝潮)は2日、報道陣の取材に応じ「頑張ると言った直後に、もうダメだと言ったりしている。引退しないよう祈っている」と語り、朝青龍が引退か、現役続行かで激しく動揺していることを明かした。
高砂親方は朝青龍と直接、会話をしていないが、部屋の付け人らから様子を聞いているという。高砂親方は「精神安定剤を服用している所見があり、精神的に不安定。処分の軽重も判断できないくらいだ」と語った。
また、高砂親方は、朝青龍が21回の優勝や一人横綱で実質4年半角界を引っ張ってきた功績と、重い処分が釣り合わないことを嘆いているとの見方も示した。「朝青龍は、これまでの自分の努力が全否定されたと思い、『どうして』と自問自答しているところ。落ち着かないようだ」とも述べた。
高砂親方は「気持ちが落ち着いて、前向きになったところで会見する」と語り、朝青龍の記者会見は早くても週明けになる見通しを示した。朝青龍は2日夜まで報道陣の前には姿を見せなかった。【上鵜瀬浄】
by deracine69 | 2007-08-02 19:55 | スポーツ